朝、起床して洗面所の蛇口をひねり、水がすでにぬるま湯になってゐるに及んで今日の熱暑を覺悟し、そしてそれが裏切られることのなかった八朔の一日。東京では35℃を超えたやうで、なるほど思考も行動も鈍りがちになるわけである。こんな異常な陽氣では、とにかく晴天下では日陰にゐるに限る。その驚くばかりの氣温差に、いかに日向が異常か、まう一度驚かされる。今夏はとくに、性別問はず日傘人口が多い。あれらがやたら歩道を . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。