地獄寒波により東京の朝の氣温がマイナスと云ふ極寒の一日、國立劇場の初春芝居「通し狂言 遠山桜天保日記」を觀る。國立劇場で歌舞伎見物と云ふと、近年は前進座の摩訶不思議なそればかりゆゑ、このあたりで一度ちゃんと本業屋のものを觀ておきたいナァ、と思ってゐたところへ、年齢を重ねるごとに化粧(かお)が雑になっていく尾上菊五郎(おとはや)の、珍しく男前にキメた遠山金四郎役の宣傳冩真を目にして、ヨシこれを目當て . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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