東京都大田區南馬込にて、江戸時代中期の文政七年(1824)年に當時の馬込村を中心とした富士山信仰團体“富士講”の人々が、池上と品川を結ぶ道の道標も兼ねて建立したと云ふ常夜灯を見る。火以外に灯りの無かった江戸時代、本當に真っ暗闇となる夜道において、常夜灯の灯りはさぞ心強いものであったらうことは、旧街道探訪を經験してよく知ってゐるつもりだ。現代とて、淋しい夜道で向こふに街灯りが見えると、なにか救はれた . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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