外が風と霧雨のうちに、棲家で手猿樂の装束を縫ふ。 時間がある時に少しづつ縫(つく)っていく、この樂しさよ。一氣呵成では、樂しみが苦しみになってしまふ。樂しみは、とっておくから樂しいのだ。昼に雨が上がり、曇天も少し明るくなってきた。予報通り。橫濱まで出かけて、必要なものと、面白いものを手に入れて、ヒトゴミで煩くなる前に、引き揚げる。樂しいままに、済ませるべし。 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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