迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊──浦安の一本線

2025-01-15 19:10:00 | 浮世見聞記
千葉縣の浦安と云ふと、まず鼠國(DL)、海沿ひに續く工場と物流拠點、そして地下鐵東西線の車窓にいつまでも廣がる住宅地──現在では働く人々が寝に帰る町、と云った印象があるが、江戸時代には塩作りから始まった魚介類豊かな漁師町であり、戰後までは海苔作りも盛んな町であった面影が、浦安市郷土博物館に再現されてゐるとのことで、ひとつ出かけてみる。博物館の屋外展示がそれで、昭和二十七年頃の様子を移築や復元された . . . 本文を読む
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