迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

極上?エンターテイメント番組

2010-02-07 10:10:47 | 浮世見聞記
ここ数年、わたしのなかで最も興味のある話題が、ズバリ「政治」。

昨年夏、歴史的とも言える政権交代劇が上演されてからは、特にナガタチョウから目が離せなくなりました。

…だからと言って、センセイ方がなさっている事そのものに、興味があるワケではありません。

だから、詳しい事なんて、なーんも知りません。

あくまでも、マスコミが伝える表面的な情報の範囲内でしか、知りません。

いや、それでいいんです。

わたしは別に、「憂国の士」なんかじゃありません。

じゃあ、なぜナガタチョウから目が離せないのか?

オモシロいからです。

国会中継や討論番組などで見る、センセイたちの明らかにウソっぽい激昂ぶりが。

なんだか、エンターテインメント番組を観ているみたいなんですよね。

私が初めに、「政権交代“劇”」と言ったのはそこです。

ある時、TVで与党vs野党の、出来レース然としたウソくさ~いやり取り(だってさ、堂々とカンニングペーパー見てんだよ…!)を眺めているうち、これって一種のエンターテイメントだよな、と思った途端、

「なるほど、そう云う観方もあるか…!」

と云う事に気が付いて、そうしたら画面のなかで真剣(そう)な顔をして激論を戦わせているオジサンたちが、質の良し悪しはさておき、急にお笑い芸人のように見えてきて、それからですね、ドツボにはまったのは。

「天地神明に誓って…!」なんてフレーズが出てきたら、「待ってましたァ!」って、腹抱えて大向こうですよ。

あんな茶番じみたことをあそこまで臆することなく堂々とやってのけるあたり、なかなか立派な芸人根性の持ち主です、ナガタチョウのセンセイたち。

そう云う意味では、尊敬しちゃいますね。


エンターテイナーの道を志しておられる方、ぜひ一度、国会中継をご覧になることをオススメします(^^)
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1 コメント

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久しぶり! (清水)
2010-02-07 15:53:50
連続小説、はかどってますな~(^^)
また、来て下さいな。

国会中継・・・、背広組のプロレスです。
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