フードコートで、カップに入った果實生搾りジュースを飲む。
ストローの口触りがザラリとしてゐるので何だと思ったら、いま流行りの紙製なり。
ストローだけが紙で、カップは相変はらずプラスチック。
このわかりやすい中途半端さこそが、浮世で謳はれる「地球環境保全」の實態。
地球は、みんなの利益より誰かの利益のはうが最優先する、自分に優しい環境の星である。
地球は、みんなの利益より誰かの利益のはうが最優先する、自分に優しい環境の星である。
そして、ひとり正義ぶって怒ってみせてゐるヒトが、ひとりバカをみるのである。