東京の私がゐた場所は、14:00を過ぎた頃から雨に混じって雪が降り出し、いよいよ予報は當ったかと、嬉しくない氣分になる。
16:00を過ぎた頃に川面を見ると、川霧が發生してゐた。
今回の雪は水分が多いとかで、路面に落ちてもすぐに融けて濡れるばかり、これならば先月六日のやうな迷惑積雪にはなるまいと思へど、長らく停まってゐる車には紗布を掛けたやうにうっすらと積もり始めてゐる。
20:00頃に部屋から外を見ると、近所の屋根にも迷惑なものが積もり始めてゐる。
この雪は明朝には止むが、十三日あたりから改めて降り出す予報云々。
トウキョウでこんなものが降ったところで、何の利益にもならぬ。
不利益は物価の便乗値上げだけで充分だ。