迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

酒縁奮舞!

2024-10-14 18:56:29 | 現代手猿樂


目黒區大橋の上目黒氷川神社で開催された「おかげマルシェ」に参加し、現代手猿樂をつとめる。



この催しも十回を數へ、續けることの意味を知ってゐるつもりな者として、なにか祝儀物をと、「猩々」と「すゑひろかり」を選ぶ。



「猩々」は現代手猿樂を興して初めて舞薹にのせた曲であり、令和になってからは初めて上演、



「すゑひろかり」は原典の狂言のやうに手輕に樂しめるものをと、特に音源の演奏者にはこだはって創った曲。


いつも姿を見かけるばかりの神主さんに、今回は初めてご挨拶申し上げることが出来、よいお祝ひをいただいたと、今日の意義を覺ゆ。







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