迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

衆騒祭々。

2024-10-15 23:55:00 | 浮世見聞記
池上本門寺にて、先日の御會式ではお参り出来なかった日朝堂へ挨拶する。



失明から回復した十一代法主の奇跡には、いろいろ學ぶべきものを感じるので、ふとなにかを想った時に、いろいろと話しを聞いてもらってゐる、“相談相手”のやうなものか。


今日は衆院選の公示日云々、本門寺帰りにぶらぶら歩きした川沿ひの道に、さっそく立候補者たちの顔触れが貼り出されてゐた。 



その後あちこちで“出陣式”の跡を通りかかり、私の棲む町でも、昼間に行はれたやうだ。


“選挙公約”なんてものは、いかに尤もらしいことを述べてみせるかに価値があるもので、實現させるためにあるものではない。

カオとナマエの一致するヒトに投票して、あとはどれだけ同じことをしたヒトがゐたか、刻々と移る得票數を眺めて樂しむ、さういふお祭り騒ぎへ、ひとつバカになって参加するのが、この選挙と云ふ催しの面白さだ。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 酒縁奮舞! | トップ | 枝垂千手ノ望郷。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。