八十代にして現役バリバリの方から、一回目のワクチン接種を済ませたと云ふ話しを聞く。
幸い翌日には復帰したさうだが、實に34人に1人の割合で、かうした副反應が起こる云々。
接種した腕に、支障ない程度の痛み、また体の火照りを少し覺えた、とのこと。
ただ、その方が接種した日とは別の日に、同じ場所で接種した若い醫療従事者が“アナフィラキシーショック”を起こし、緊急搬送云々。
幸い翌日には復帰したさうだが、實に34人に1人の割合で、かうした副反應が起こる云々。
34人に1人──
低い確率とは思へない。
それでもその方はワクチン接種を薦めたが、私はまだ首を縦には振りがたき思ひ。
令和三年四月二十五日──東京都、大阪府、京都府、兵庫縣に第三次“お手上げ宣言”が發出された日──現在におけるワクチン接種の實際を、まずはここに記録しておく。