dmenuニュースより
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20231116k0000m040310000c?fm=d
東京地裁は十七日、親殺しのカブキヤクシャについて検察側の懲役三年の求刑に對し、懲役三年、執行猶予五年の判決云々。
間接であれなんであれ、事實上の親殺しと云ふひとでなしの大罪を犯しておきながら、どうせ大甘な判決になるだらうとの世評通りな結果については、いまさら何かを云ふ氣にもなりません。
そもそも司法と云ふところは、集められた証拠を法に照らし合はせて結論を出すだけの機關にすぎず、決して衆人が期待するやうな“正義”を証明してくれる場所ではないのです。
事件の發覺當初は「當事者たちの問題」などと、白々しく知らん顔を決め込んでゐたどこかの興行會社も、今頃は今日の判決を受けて、すでに作ってあるであらう“復帰興行”の企画書を、會議の席上にのせてゐるのではありますまいか。
なんであれ、犯罪者に優しいニッポン司法の惡癖が、またここに示されたのであります。