迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

櫻逢應謳。

2024-04-07 19:15:00 | 浮世見聞記




旧甲州道中より、さらに山中の道へと入り、道すがらの櫻を眺めて通る。



先日にラジオ放送で聴いた觀世流謠曲「西行櫻」のごとく、櫻は静かな場所で静かに見上げるに限る。



傍で他人(ひと)に押し掛けられ、騒がれた日にはたまらない。



櫻は咲いてゐるそれだけで華やかなれば、

わたしはやはり、



團子より花ぢゃよ。









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