迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

親子水入り。

2019-07-21 16:00:45 | 浮世見聞記


江戸時代には五穀豊穣をもたらし、現代には憩ひをもたらしてゐる用水の路にて、鴨の家族に逢ふ。


悠々と水をかき分けて歩む親鴨。

草を食べながら──文字通り「道草を食う」うち親に置ひて行かれ、慌ててあとを追ひかける子鴨。


人間の親子と、まったく同じ。

同じ生き物だ、当たり前のこと。



人間だけが、

いつからエラくなったのだらう。


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