迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

炎暑の“春”。

2018-07-16 22:55:04 | 浮世見聞記
東京では午前のうちに30°Cへ達し、岐阜県では最高気温が39.3°Сまで昇り、「命を守る対策を」と、とてもただ事ではない呼び掛けがなされた今日、毎年初夏に私の目を楽しませてくれるご近所の藤が、再び花を付けてゐることに気が付く。


たしか十年ほど昔の猛暑のときも、藤棚の藤が二度目の開花をして、驚いたことがあった。


そしてこの“熱さ”にもかかわらず、我が町では相変わらず鶯が啼いてゐる!

風雅な鳥と思ひきや、意外と逞しい生き物のやうだ。

しかし、それでも思ふ。

「焼き鳥になるで!」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« くるま噺。 | トップ | 煮ゆる大地。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。