“美濃十六宿”まで歩いた旧中山道、これより“近江路”を歩いて、京をめざします。
美濃国と近江国との境を過ぎ、長久寺地区に入ると、道は松と紅葉の並木道となります(上段写真)。
これは、中山道の前身とも云うべき旧東山道のかつての道筋と重なっており、柏原宿の手前にある神明神社の鳥居脇で右へ分岐しているのが、
その旧東山道の名残りです。
ちなみにこの旧東山道は、柏原宿を通る中山道が整備された後は廃道となり、道はしばらく行った先で途切れています。
さて、旧東山道との分岐点を過ぎ、東海道本線の野瀬踏切を渡って右折すると、「柏原(かしわばら)宿」の入口となります。
中山道で二番目に寺院が多く、またかつて艾(もぐさ)が名産品だったと云うこの宿場は、現在も昔の町並みが丁寧に残されており、その美しさは、歩調をゆるめてじっくり見るべきものがあります。
美濃国と近江国との境を過ぎ、長久寺地区に入ると、道は松と紅葉の並木道となります(上段写真)。
これは、中山道の前身とも云うべき旧東山道のかつての道筋と重なっており、柏原宿の手前にある神明神社の鳥居脇で右へ分岐しているのが、
その旧東山道の名残りです。
ちなみにこの旧東山道は、柏原宿を通る中山道が整備された後は廃道となり、道はしばらく行った先で途切れています。
さて、旧東山道との分岐点を過ぎ、東海道本線の野瀬踏切を渡って右折すると、「柏原(かしわばら)宿」の入口となります。
中山道で二番目に寺院が多く、またかつて艾(もぐさ)が名産品だったと云うこの宿場は、現在も昔の町並みが丁寧に残されており、その美しさは、歩調をゆるめてじっくり見るべきものがあります。