迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

せっかくのさつきばれやし…。

2011-05-18 19:46:27 | 浮世見聞記
京浜急行線に乗って、ニッポンのカレー発祥の地である横須賀で、初めて「よこすか海軍カレー」を食べてみました。

写真は今回訪れた「魚藍亭のよこすか海軍カレー館」の“元祖よこすか海軍カレー”(\850)、明治41年に書かれたレシピをもとに、忠実に再現したもの。

微かに味付けされたご飯は見た目以上にボリュームがあり、ほんのりとした甘さと辛さがよくマッチしたまろやかなルーは、小麦粉の舌触りがちょっとしたアクセントになっています。

カレーがニッポンの国民食となった訳がよくわかる、シンプルでありながら深みのあるこの味。

確かに、また食べたくなります。




けっこう満腹になった後は鎌倉の銭洗い辨財天に行って、



鎌倉駅でいかにも駅弁らしい「鯵の押し寿司」を買って、いざや帰らん己が住家へ。




若い世代に日本酒に親しんでもらう導入部になればと、いまワイングラスで日本酒を味わう試みがなされているとか。

私はもとより日本酒派なれど、部屋に代わりになりそうなグラスがあったのを幸い、お得意の「どれどれ…」で、ひとつ試してみました。



う~ん。

入れ物が変わると、風味も変わってくるような…。

せやけど。

やっぱいつもの湯呑み茶碗のほうが、ワシはええわ。
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