七月七日以来、実に四十日ぶりに炎暑から解放され、カラリとした涼しさにホッとした一日。
風は明らかに秋の薫り、まうこのまま夏はおしまいになるのかしら、いや、なってほしいと思へども、昼間の日差しはやはり夏の光。
そこでふっと現実に引き戻されるが、しかし夏はすでに後半に入っており、今までは熱さで、そんなことまで忘れてゐた。
部屋で囃子を聞きながら扇を手にとると、妙案がいくつも浮かんでくる。
それも涼しさゆゑなるや。。
この快適な陽気はいつまで……、と、考へるのは恐ろしい。
止めにしやう。
風は明らかに秋の薫り、まうこのまま夏はおしまいになるのかしら、いや、なってほしいと思へども、昼間の日差しはやはり夏の光。
そこでふっと現実に引き戻されるが、しかし夏はすでに後半に入っており、今までは熱さで、そんなことまで忘れてゐた。
部屋で囃子を聞きながら扇を手にとると、妙案がいくつも浮かんでくる。
それも涼しさゆゑなるや。。
この快適な陽気はいつまで……、と、考へるのは恐ろしい。
止めにしやう。