迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

次回もお楽しみ。

2018-08-19 19:39:04 | 浮世見聞記
陽気の良いときに散歩へ出かける公園の一角に、一軒のカフェありけり。

ふだんはオーナーの男性がひとりで切り盛りしてゐるが、繁忙時にはアルバイトの女のコが二人、加はる。

さりながらこのコたち、一生懸命に動ひてはゐるのだが、とにかく要領が悪い。

今日とても、オーナーの穏やかな叱責を喰らひつつ出してくれた抹茶ソフトが、素晴らしい出来映えである。

あのコたち、あそこのバイト歴だけは、だいぶ長いはずなのだが……。

皮肉にあらず。

この抹茶ソフトに見る“進歩の無さ”が、私には却って面白いのだ。

それを楽しみに、

またいづれ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 撮るのはこのごろ空ばかり。 | トップ | 花は季節ごとの便りなり。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。