バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

ことばによるコミュニケーション

2006年12月06日 | 成長記録
今日は幼児グループで母親講演会があった。テーマは「親と子のコミュニケーションはどう育つ?」

”ことばの表出”と”ことばの理解”はイコールじゃないし、話すことと聞いて覚えることも違う。つまり、ことばが出なくても理解はできてたりすることもわけで、逆にべらべらしゃべっているけど実は自分のことばとして理解はできてないこともあるのだそうだ。
だから単に”ことばをしゃべること”だけにこだわっても仕方がない。
日々の生活って大事、親子関係って大事、ことばが育つには子どもの身も心も育ってないとダメなのだ。

で、今日は午後の療育はなくて、お弁当を食べて解散。オットも忘年会で夕飯の支度を気にしなくてもいいので、久しぶりに買い物に出かけた。
このところ親の会のシンポジウムのことでちょっと詰めていたので、半日遠ざかってリフレッシュした。(家事もさぼってるからすごいことになってるし、早く帰って片付けろーっていうのもあったけど...。)

そういえばこれは昨日の話だけど、スーパーのこども広場でバンビを遊ばせてたら、男の子(バンビよりちょっと大きいカンジ?)がウルトラマン何とか(最新の名前がわからないけど)の人形を持っていた。
いままでのバンビなら”貸して”のサイン(手を叩く=お願い)を何度も繰り返し、当然私には通じても他の相手には通じないのでただ煙たがられるだけだったのに、なんと”貸して”と声に出して相手に訴えていたのでびっくりした。

もちろん発音が悪いので”貸して”とは聞こえなくて(”くわぁしぃえっ”みたいなカンジかなぁ?文字で表記するのは難しいんだけど)結局その子には伝わらなかったみたい。
でも気配で察したのかその子がイヤと言っているのに、バンビもしつこいから何度も”くわぁしぃえっ”を繰り返して迫っていた。ちょっと笑えた。

でも、私には感動だった。少し前までちゃんと言えないから言わないと自分でブレーキかけてたカンジだったのに。
DVDが見たい時も”あ、あ!”と指差してひとしきり騒いだ後、私が「なーに?」と聞くと「やぁえっ(やって)」と言ったりするようになってきた。

おぉ、すごいぞ!バンビ! 年も押し詰まってきてやっと、ずっと待ってたことばの進歩の兆しが見えてきたカンジ。うー、何だかとっても嬉しー!
コメント (2)
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