バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

.。.:*・゜Merry-X'mas:*・゜。:.*

2011年12月24日 | 日々の出来事
「サンタさんは、”良い子”にプレゼントを持ってきてくれるんだよ。」と言ったら
今日は冬休みの宿題を張りきってこなし、お手伝いも頑張ったバンビ。
(現金というよりは、わかりやすい人 なんだよね。

で、もうサンタさんのことが1日気になって仕方ない。

バンビ:「サンタさんはピンポーンってするの?」
私:「いや、窓からコンコンって来るみたいよ。
   ”バンビくんは寝てるかな? じゃあプレゼントをあげよう”って。」
バ:「窓から来るの? ママが窓開けるの?」
私:「ううん、鍵開けとくから大丈夫。」

バ:「何時に来るの? (バンビが)9時に寝たら来る?」
私:「順番に回るから、9時すぐじゃなくてもっと後だよ。」

バ:「何階(うちはマンションなので)が最初?」
私:「それはママはわからないけど、たぶん上からじゃない?」

バ:「サンタさんはプレゼントを買うのかなぁ?」
私:「えーっ? それはわからないけど、たぶんどこかで買うのかもねー。」

バ:「プレゼントはどこに置くのかなぁ?」
私:「バンビの部屋じゃない?」
バ:「ベッドの上に置いてほしい。ママ、言っといて。お願い、言っといて。」


こう書けば微笑ましいような気もするけど
この会話を 思い出したように何度もする羽目になるので
いささかうんざりするんです。(笑)

しかも、晩ご飯の最中も「9時に間に合う? 大丈夫?」って
どう考えてもセーフでしょ って思うんだけど
そこはPWS。
心配で気になって、何度も何度も聞かずにはいられない...(笑)

猫が寝静まってから(起きてるうちはイタズラされるから)
ベッドの上にちゃんとプレゼント置いておくからねー。

 寝顔は私の癒やし

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一人の公園

2011年12月24日 | 日々の出来事
実は、私はまだバンビを一人で外に出したことがなかった。

家の目の前の児童館にもバンビは移動支援を利用して、ヘルパーさんと一緒に出かける。
その時は嬉しそうに出かけるので、「一人で行ってみる?」と聞いたら
「えー、いいよ。行かない。」と言われてしまったりして。

出す方の私も不安だけど、バンビ自身も一人では不安なんだろうか?


で、今日 年末の忙しさに私もオットもバンビの相手をしてやれず
それでも公園に行きたいとしつこくせがまれるので

「じゃあ、公園に連れていってあげるけど
 ママは買い物しなくちゃいけないから、その間30分くらい一人で遊べる?
 それでも良ければ一緒に出かけよう。」と言ってみたら
「うん、行く。ボール持ってく。」という話になった。

スーパーまでの道の途中にある公園は、私ともヘルパーさんとも何度も行っている。
でも今日は遊んでいる子は数人で、顔見知りの子はいなかった。


バンビにボールを渡して別れて
急いで買い物を済ませ約30分後迎えに言ってみると
バンビはやっぱり一人でボールを蹴ったりしながら
公園の端の方で何となくぶらぶらしてる という感じで遊んでいた。

奥にサッカーボールで楽しそうに盛り上がっている一団がいる。
すべり台には、最初に見かけた子達がまだ鬼ごっこをして遊んでいるようだけど
結局バンビは仲間には入れなかったらしい。

「楽しかった?」と聞いたら、「うん。」とは言っていたけど
「また来る?」と聞いたら「(ママも)一緒に。」と言ったから
きっと一人ではあんまり楽しくなかったんだろう。


でも、いいよね。何事も経験だし。
いつまでも私と一緒に遊ぶわけにはいかないだろうし。
繰り返していくうちに、楽しく遊べるようになるかもしれないもん。

私もそりゃ今日はちょっとはせつないな とは思ったけど
これが今のバンビ。それが現実。
でも、明日はダメでも、半年後には変わっていくかもしれない。
今はそう思えるようになってきた。親もまた成長?かな。

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