Our Living World | Cate Blanchett | Official Trailer | Netflix
Netflixで「Our Living World 生きている地球」を見てます。
ケイト・ブランシェットの格調高いナレーションを聞いていると、「ロード・オブ・ザ・リング」を見ているような気分になってくる。
ドキュメンタリー番組って、動物の生態を時にはコミカルに、時にはドラマチックに表現するので、イディオムが頻繁に使われる気がします。
Close, but no cigar.
おしい、もう一歩。
直訳すると、近いけどたばこは無しね。
昔クイズの賞品がたばこだったことからきてるらしいイディオム。
つまり、おしい、もう一歩というイディオム。
番組では、超人的な跳躍を見せるカエルが、とんぼを捕まえようとして失敗してました。
Because she knows the tables are about to turn.
形勢が逆転することを知っているから
turn the tables 状況、形勢を逆転させる
And her night vision comes in its own.
夜の視力が本領を発揮する。
come in(to) one's own 真価、実力を発揮する
水牛を狙うジャガー。昼間は失敗しましたが暗視能力で再挑戦。
But time and tide wait for no crab.
でも時間と潮は蟹を待ってはくれません。
これは time and tide wait for no man 歳月人を待たず、ということわざのもじり。
イディオムやことわざはこんな風に一部分だったり、どこかを変えてあったりということが多くて聞き流してしまうことも多いですが、このことわざはわかりやすい。
これはイディオムじゃないんですが、気になった単語。
As the winter days shorten, she molts from brown to white.
冬の日が短くなると、毛の色が茶色から白に生え変わる。
'molt" はもんがら辞書には「脱皮する」という意味で2回メモしてましたが、毛が生え変わるのもmoltでした。
茶色の野ウサギは敵から身を守るために、真っ白な雪ウサギに変身していました。
Cormoran Strike シリーズの3作目"Career of Evil" の最後がちょっとしたクリフハンガーだったので、続きが気になって4作目の"Lethal White" のサンプルを読み始めました。
3作目よりさらに長くなって、約650ページ。
もう1冊これも気になったのでサンプル読んでみます。
タイムスリップものはもう無条件クリック。
まだ残っているバラック・オバマ氏のグレート・ナショナル・パークも彼の聞き取りやすい英語と声が心地いいです。すべてのドキュメンタリーではないかもしれませんが、ゆったりとした語りときちんとした英語が話されて英語学習者にはありたがい素材に思えます。動物が好きなのでこの2本はたまりません。
どの作品も生態を捉えるカメラワークにいつも驚かされます。クジラやシャチの映像もですが、いま見ているOur Living Worldで狼が雪原の中でトナカイ追っている場面を映画館のスクリーンで見たら迫力があるでしょうね。bog downはああいうところで使えるんだなと確認もしました。今回トナカイの赤ちゃんを初めてみました。可愛い(^^♪ネパールの街中を歩くサイはニュースで見たことがありますが、ドキュメンタリーで見ると改めてその大きさに驚きました。
1つのエピソードの視聴にかなり時間がかかっていますが、ご紹介くださったイディオムに気が付くといいなあ。
ものすごい雪崩のシーンなんて、いったどうやって撮影したんだろうと思っちゃいました。カメラマン命がけですよね。
狼はいつも息を呑んで見入ってしまいます。
通りを歩く巨大な動物は、何だか異次元に迷い込んだような気にもなります。
最終エピソードまで、イディオム色々出てきたのでお楽しみに!