ポワロ、ミス・マープルという「2大探偵」の他にクリスティの作品探偵役はトミーとタッペンスの夫婦探偵。不思議な不思議なハーリー・クィン、そして不幸な人のお助け人、パーカー・パイン。
それぞれ個性があって、みんな好き!
パーカー・パインの短編集の前半は、「あなたは幸せですか?」という広告を見てやってくる依頼人の悩みを解決する話ですが、後半はパイン氏は中東を旅行中。つまり「まきこまれ事件解決」みたいな感じです。
考古学者と再婚したクリスティは、「ナイル殺人事件」のようなエキゾチックなミステリーも書くようになってきました。でも中東を舞台にしたミステリーはパーカー・パインの短編集の方が早かったと知って、短編集後半の「中東編」をまた読みたくなりました。
中東物はミステリではありませんが、「春にして君を離れ」が印象深いです。
ベネディクト・カンバーバッチ、Murder is Easy. に出ているんですね。原作はマープルものではないんですよね。
ジョーン・ヒクソンが演じたミス・マープルシリーズは原作のイメージに近いし、原作に忠実というところもファンが多い理由かなと思います。
彼女以外のマープル物は見ないというファンも多いと思います(実は私もその一人^^)
短編とはいえ、前半とテイストが違うのは飽きなくていいかもしれません。あまり中東への関心が高くないので、クリスティの作品も「ナイル川殺人事件」や「メソポタミア殺人事件(メソポタミアの殺人)などはドラマ化されたものもあまり熱心には見ませんでした。でも読みたくなりました。
ああ~読みたいものが多すぎる。
そういえばAmazonプライムにジェラルディン・マクイーワン版のミス・マープルが配信されていますね。個人的にはジュリア・マッケンジーよりいいかなと思いますが(吹き替えの藤田弓子さんの声が若々しすぎたのもあります。でもベネディクト・カンバーバッチがゲスト出演している回は見たいです)画像で比較する限りではジョーン・ヒクソンが1番かなあ。