The Thirteen Problems (Miss Marple) | |
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久しぶりにクリスティーをなんて思ったら、先月も読んでいたな。でもミス・マープルものは3年前の"Sleeping Murder"が最後でした。これなら本当に久しぶりでしょ?
I was thinking of muders and disappearances-the kind of things that Sir Henry could tell us about by the hour if he liked.
"by the hour" は "payed by the hour" だと「時間単位で」という意味ですが、この文では「何時間も」という意味。でも、これも5分とか、10分とかじゃなくて、1時間、2時間単位で話すくらい長くということと考えれば、基本的には同じ使い方なんでしょうね。
クリスティの時代のミステリーを読んでいると、現代ではほとんど見かけなくなったものが登場します。例えば"blotter"。「吸い取り紙」
吸い取り紙に残った文字を鏡に映して、被害者が亡くなる前に書いていた手紙の内容を調べるなんていうシーン、時々ありますよね。今ならPCに残ったデータを調べるようなものでしょうか。やっぱり、風情が違う。
「検察側の証人」ですか。これは原作通りに作ろうとすると、映像化は難しいだろうなと思います。でもそれを敢えてやろうということは、何か新しい仕掛けがあるのかも。
ベン・アフレック、マット・デイモンの二人がプロデュースするとなれば、期待しちゃいます
私は実際に見たことがないです。
クリスティと言えば、どうやらベン・アフレックが短編『検察側の証人』を映画化するらしいです。クリスティ財団が関わるようなのでおかしな作品にはならないでしょうが、どうなりますか。時代設定などどうするのでしょうね。
http://eiga.com/news/20160823/11/
この記事によるとBBC版も予定されているとか。見比べるのも面白そうですね。見る前に読もうかなあ