シリーズものは登場人物に馴染んでくると、ぐっと面白くなりますね。
今回もイギリス英語色々メモしました。
It's perishing here.
perishing ひどく寒い
She only likes poncy coffee in tiny cups.
poncy は気取った。
カプチーノやラテのようなコーヒーをインスタント・コーヒーと比較して使っていました。
They pass some teenagers sledging down a hill on bin liners,
雪の上を"bin liner" でそり滑りをしているという描写、これは何だ?と思ったらこれでした。
bin はイギリス英語でゴミ箱だから、ごみ箱にセットするビニール袋。
アメリカ英語なら、garbage bag とかtrash bag。
これをそり代わりにして滑っていたのか。
But, at the door, Nelson has a Columboesque last thought.
最後はイギリス英語ではないんですが、面白かったので書いておきます。
ネルソンが色々質問をした後、その関係者の家を出ようとしたとき、あっと思い出したように最後の質問をするというシーン。
Columboesque は「コロンボのような、コロンボ風の」
コロンボ刑事のおなじみの去り際のあのせりふ、
「あっ、最後にもう一つ、、、」
みたいな感じだったんでしょうね。
イギリス英語なんですね(知らずにダウンロード)
bin liner...なるほど!見ただけではぴんと来そうにない言葉です。そしてこのゴミ箱懐かしい!
子どもの頃はこれに入れて収集所に出されていたのを覚えています。風が強いとカラになったものが転がったりしていて。今も使われる地域はあるのでしょうか。
Columboesqueは知りませんでした。面白いですね。esqueは何だかフランス語っぽい。フランス語由来かな?Columboesqueがあるのなら、Poirotesque, Sherlockesque もありでしょうか?
車輪付きのごみ箱 "wheelie bin" というのをイギリスの本から何度かメモしました。
Columboesque
人の名前にesque がついたことばは、kafkaesque (不条理な)というメモがありました。
「アメリカン・プレジデント」からはフランク・キャプラ風というCapra-esque なんていうのも。
ホームズやポワロくらい有名なら使われそうですね。