貧乏食堂・ちょっとイッてるお料理レシピ

発想を変えれば、愉快な食卓。安い素材で、美味しい料理。変わっているけど、ウマけりゃ良し。貧乏だって、幸せだいっ!

紅しょうが天丼

2015-04-18 11:28:26 | ごはんもの
関西の子どものおやつと言えば、紅しょうが天です。

いつの時代やねん!

薄くスライスした、真っ赤な紅しょうがの天ぷらです。

これが、やたらと旨い。

ご飯とも合うので、晩ご飯のおかずにもなっていました。

で、これを天丼にしようと思ったけど、
紅しょうが天を作るのも買うのも面倒なので、
関西の家には必ずあると言う、刻んだ紅しょうがを使います。

まず、丼にご飯を入れ、めんつゆをかけ、
紅しょうがと天かすをのせるだけです。

これだけのことで、「何でこんなに美味しいの!」となります。

試す価値は、ありありでっせ。


< おまけ >

ボーッとテレビを見ていると、
“恐怖の映像”みたいなのが流れていました。

それを見ていて、古い記憶が呼び起こされました。


あれは私が高校生の頃。

丑三つ時(いまの午前2時頃)に、
ろうそくに火をつけ、
鏡の前に立ち、手で鏡に触ると、
鏡の中の世界に引き込まれる、
という話を聞きました。

探究心旺盛な私は、実行に移しました。

洗面所の前に立ち、そっと鏡に手を伸ばしました。

グニッと入ることを期待したのですが、
何も起こりません。
何度やってもダメです。

「エロイムエッサイム」と言おうが、
「テクマクマヤコン」と言おうが、ダメでした。

やはり、面倒だからって、
懐中電灯にしたのがいけなかったようです。

コテッ!


もうひとつ。

私が小学生の頃。

押し入れのふすまを開けると、
な、なんと、あり得ないことですが、
布団と布団の間に人が横たわっていたんです。

ギャッ!というおふくろの声と恐怖に怯えた顔を
布団の間から見ていた私は、
おかしくて仕方がありませんでした。

あんたかい!


さらに、もうひとつ。

私が中学生の頃。

電車で1時間以上掛かる場所に廃屋があり、
そこに首つりのロープが下がっていて、
夜になると不思議な現象が起こる
という噂がありました。

また、その近くには防空壕跡があり、
その中には霊がいるという話もありました。

私と友だち2人は、
それを確かめるために出掛けました。

結局、2つの現場では特に何も無く、
諦めて帰ろうと、
真っ暗な田舎の道を歩いていた時に、
恐ろしい光景を眼にしたんです。

1台の車がゆっくり走っていて、ある場所に来ると、
突然スピードを上げて、
逃げるように走り去ったんです。

その車のドライバーが見たものは……。

両腕を前に突き出し、
ゆっくりゆっくり、ふわりふわりと歩く、
中学生くらいの男の子3人の幽霊だったんです。

本当に申し訳ないことをしました。ごめんなさい。

ま~た、あんたかい!
ろくなことせんなぁ~。

ハイッ!

こうして、人は立派な大人へと
成長していくんですね。

何が?


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