テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ミニレポ・土門拳さん《古寺巡礼》展へ。

2011-09-16 23:16:51 | ミュゼ
 こんにちは、ネーさです。
 今日9月16日より『ツールド北海道2011』開幕!
 日本で行われる最大規模のロードレース、
 観に行きたいよう~っ!!

「こんにちわッ、テディちゃでス! おてんきがァ、しんぱいィでスねッ!」
「がるる!ぐるぐるるぐるがるるるー!」(←訳:虎です!選手の皆さんガンバってー!)

 選手さんスタッフさんたちの健闘と御無事を願いつつ、
 さあ、本日は読書……じゃなくて、アートタイム!
 こちらの展覧会へ、お出かけしてきましたよ~♪

  


 
              ―― 土門拳の 古寺巡礼 ――


 
 場所は『八王子市夢美術館』、会期は2011年9月16日~11月23日まで。
 『DOMOM KEN   A Pilgrimage to Ancient Temples』と英題名が掲げられています。
 今日16日(金)が初日!なんですよ♪

「ふむふむむッ!
 おしゃしんッ、でスねッ!」
「がるるるーぐるるぐるるがるる!」(←訳:有名なフォトグラファーさんだ!)

 土門拳さん(1909~1990)は
 『ヒロシマ』『筑豊のこどもたち』『文楽』他、
 多くの名作&名写真集を発表されましたが、
 ライフワークといえば、やはり、
 『古寺巡礼』でしょうか。
 
 今回の展覧会では、
 大型作品を含む170点を展示され、
 土門さんが見出した『古寺』が会場にずら~り!

  

「うむッ! こんなァ、かんじィ!」
「ぐるがるるー!」(←訳:黒がきれいー!)

 ポスターやチラシに使用されているこの作品は、
 『室生寺弥勒堂 釈迦如来坐像右反面相』。
 土門さんは、
 天下第一の美男であると
 この釈迦如来坐像を絶賛しておられたそうです。
 けれど、その美しさゆえに、
 撮るのは実に容易である――
 どの角度から撮っても素晴らしくて、
 そのため、却って納得できる写真を撮り得なかった……
 と嘆いてもおられたとか。

 戦中戦後、物資が不足し、旅行も楽ではなかった時代に、
 土門さんと助手さんたちは、
 大型のカメラを担ぎ、
 乾板をリュックに入れて背負い、
 冬の凍てつく山道を、
 炎天下の峠を越え、
 『巡礼』を重ねました。

  

 夢美術館の『古寺巡礼』展で、
 土門さんの作品に惚れちゃった御方は、
 山形県酒田市にあります《土門拳記念館》さんへ、ぜひ!
 土門さんの全作品70.000点が収蔵されているのだそうですよ~!

「おォッ! ゆきたいィでス!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:大っきな美術館!)

 八王子市夢美術館の休館日は毎月曜日
 (祝日の場合は開館し翌日が休館)、
 土曜日には小中学生さんは観覧無料となります♪

「まッてるでスよゥ♪」
「がるる~♪」(←訳:来てね~♪)

コメント
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