「こんにちわッ、テディちゃでス!
はふゥほふゥ! さみゅゥ~いッ!」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!寒いね~!)
こんにちは、ネーさです。
春めいてきたわ♪と思ったら、寒さが戻ってきちゃいましたね。
暖かくなるまで家にお籠り予定の活字マニアさんには、
はい! こちらの御本はいかがでしょう~♪
―― 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新訳聖書篇 ――
著者は中野京子さん、2012年12月に発行されました。
『ギリシャ神話篇』に続く《名画の謎》シリーズ最新作ですよ♪
いまや、絵画評論ならばこの御方!な中野京子さん!
以前に御紹介した中野さんの『名画と読む イエス・キリストの物語』は、
宗教者イエスの生涯がクローズアップされた作品でしたが、
題名の通り、
この御本で“解読”が試みられているのは、
聖書――
旧約聖書と新約聖書のエピソードをテーマとする絵画、です。
「わうゥッ! むずかしィそゥッ!」
「ぐるるぅ~!」(←訳:複雑だぁ~!)
そうね、著者・中野さんも、
そもそも旧約と新約の違いは……と
説明するところから始めておられます。
その説明を、申し訳なくも、私ネーさ風に言い換えてしまいますと――
旧約聖書の物語というのは、
イエスさまが現われる以前のものがたり。
新約聖書の物語は、
イエスさま生誕より後の、
《イエス・キリスト伝》とも呼ぶべきものがたり。
「ふゥ~むッ??」
「がるる~??」
でもね、異論や、宗派ごとの解釈の違いもいろいろあるらしくて、
ホントにややこしいのよ。
けれど、さすがは、名解説&解読者・中野さん!
『?』の嵐の中を、
巧みに舵を取り、
読み手に航路を示してくれます。
絵画に描かれた《名シーン》の背景、
さりげなく描き込まれたヒトやモノの意味、
画家さんの秘かな試み、
大胆な挑戦、
暗喩や謎……!
「ふァ~!
みごとなァ、なぞときィ!」
「ぐるるがるがるるがっるる!」(←訳:目からウロコがいっぱい!)
旧約聖書の章では、
ミケランジェロさん、W・ブレイクさん、
ブリューゲルさんにルーベンスさん、ボスさんと、
そうそうたる巨匠さんが
楽園追放、バベルの塔、
サムソンとデリラなどの“名場面”に腕をふるっています。
そして新約聖書の章では、
イエスさまの生涯、
聖母さま、最後の晩餐といった壮大なテーマに挑んだ画聖さんたちと、
その成果が綴られてゆきます。
ロセッティさん、ボッティチェリさん、
カラヴァッジョさん、ティツィアーノさん、
そしてミケランジェロさん、
レオナルドさん……!
「おーるすたァー!なのでスゥ!」
「がるぐるぐる!」(←訳:綺羅星のよう!)
ときにアイロニカルに、
ときにユーモラスに、
或いはどうしようもなく哀しく、
そして雄弁に、
著者・中野さんは
聖書という比類ないドラマの旅を先導してゆきます。
かつて人の世に、何が起きたのか?
画家は、それをどう描いたのか?
「いくつものォ~!」
「ぐるがるる!」(←訳:大河ドラマ!)
アート好きな活字マニアさんは、
さあ、名ガイドさんの文章に乗って
“図像の旅”へ、出かけましょう!
はふゥほふゥ! さみゅゥ~いッ!」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!寒いね~!)
こんにちは、ネーさです。
春めいてきたわ♪と思ったら、寒さが戻ってきちゃいましたね。
暖かくなるまで家にお籠り予定の活字マニアさんには、
はい! こちらの御本はいかがでしょう~♪
―― 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新訳聖書篇 ――
著者は中野京子さん、2012年12月に発行されました。
『ギリシャ神話篇』に続く《名画の謎》シリーズ最新作ですよ♪
いまや、絵画評論ならばこの御方!な中野京子さん!
以前に御紹介した中野さんの『名画と読む イエス・キリストの物語』は、
宗教者イエスの生涯がクローズアップされた作品でしたが、
題名の通り、
この御本で“解読”が試みられているのは、
聖書――
旧約聖書と新約聖書のエピソードをテーマとする絵画、です。
「わうゥッ! むずかしィそゥッ!」
「ぐるるぅ~!」(←訳:複雑だぁ~!)
そうね、著者・中野さんも、
そもそも旧約と新約の違いは……と
説明するところから始めておられます。
その説明を、申し訳なくも、私ネーさ風に言い換えてしまいますと――
旧約聖書の物語というのは、
イエスさまが現われる以前のものがたり。
新約聖書の物語は、
イエスさま生誕より後の、
《イエス・キリスト伝》とも呼ぶべきものがたり。
「ふゥ~むッ??」
「がるる~??」
でもね、異論や、宗派ごとの解釈の違いもいろいろあるらしくて、
ホントにややこしいのよ。
けれど、さすがは、名解説&解読者・中野さん!
『?』の嵐の中を、
巧みに舵を取り、
読み手に航路を示してくれます。
絵画に描かれた《名シーン》の背景、
さりげなく描き込まれたヒトやモノの意味、
画家さんの秘かな試み、
大胆な挑戦、
暗喩や謎……!
「ふァ~!
みごとなァ、なぞときィ!」
「ぐるるがるがるるがっるる!」(←訳:目からウロコがいっぱい!)
旧約聖書の章では、
ミケランジェロさん、W・ブレイクさん、
ブリューゲルさんにルーベンスさん、ボスさんと、
そうそうたる巨匠さんが
楽園追放、バベルの塔、
サムソンとデリラなどの“名場面”に腕をふるっています。
そして新約聖書の章では、
イエスさまの生涯、
聖母さま、最後の晩餐といった壮大なテーマに挑んだ画聖さんたちと、
その成果が綴られてゆきます。
ロセッティさん、ボッティチェリさん、
カラヴァッジョさん、ティツィアーノさん、
そしてミケランジェロさん、
レオナルドさん……!
「おーるすたァー!なのでスゥ!」
「がるぐるぐる!」(←訳:綺羅星のよう!)
ときにアイロニカルに、
ときにユーモラスに、
或いはどうしようもなく哀しく、
そして雄弁に、
著者・中野さんは
聖書という比類ないドラマの旅を先導してゆきます。
かつて人の世に、何が起きたのか?
画家は、それをどう描いたのか?
「いくつものォ~!」
「ぐるがるる!」(←訳:大河ドラマ!)
アート好きな活字マニアさんは、
さあ、名ガイドさんの文章に乗って
“図像の旅”へ、出かけましょう!