「こんにちわッ、テディちゃでス!
らぐびーもォ、わんだふるゥだけどォ~!」
「がるる!ぐるるるがるっるるる!」(←訳:虎です!自転車も頑張ってます!)
こんにちは、ネーさです。
現在、米国バージニア州リッチモンドでは
自転車競技の世界選手権が開催されています!
世界最速の女子ライダー&男子ライダーは誰だ?
欧米勢に日本人選手は対抗できるのか?
見守りながらの本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― ガバナンスの死角 ――
著者は梶永正史(かじなが・まさし)さん、2015年7月に発行されました。
副題のシリーズ名《警視庁捜査二課・郷間彩香》からも分かりますように、
先日ご紹介しました『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』の
続編にあたる作品です。
「ふァいッ! テディちゃ、おぼえてェまスッ!
げんきィいィ~ッぱいィのォ!」
「ぐるがる!」(←訳:警察小説!)
経済犯罪の摘発を主とする警視庁捜査二課の
郷間綾香(ごうま・あやか)さん。
著者・梶永さんの『このミステリーがすごい!』大賞受賞作となった
『特命指揮官』は警部補・郷間さんのデビュー作でもありました。
その『特命指揮官』では、
渋谷の繁華街でTVカメラに実況されたりしながら
立てこもり犯と対峙した郷間さん、
今回は、じっくり、自分のデスクで本来の職務と
向かい合うことになりました。
「それはァ、つまりィ~」
「がるーるぐるがるるぐる!」(←訳:レシートから犯罪を暴け!)
ただいま捜査二課では、
大手商社・亜秀商事の大型贈収賄事件の摘発に
取り組んでいます。
が、郷間さん率いる郷間班は、
主流からハズされているんでしょうか、
担当している事案は、結婚詐欺……
「ふァ?? さぎじけんッ?」
「ぐるるがるるぐるるるる?」(←訳:それも二課のお仕事なの?)
ええ、詐欺事件も、二課の刑事さんが捜査しているんですよ。
ただね、ちょっとだけ本音を言ってしまいますとね、
郷間さんも思っているのです。
巨額な金銭がからむ大型贈収賄事件……
そっちの捜査もやってみたいなぁ、なんて。
「はでなァ、だいじけんッ!」
「がるる!」(←訳:大敵だ!)
その想いを上司さんが汲み取ってくれたのか、
郷間さんに新たな命令が下されました。
贈収賄事件の捜査対象となっている会社の、
クレジットカードの私的乱用疑惑。
六本木のクラブで支払った飲食代金¥98,280(税込)は
詐欺、いや、横領に該当するのでは?
「……きょがくゥ?」
「……ぐるるる?」(←訳:……9万円が?)
9万円は巨額とはいえないかもしれないけれど、
私用と社用のカードを間違えただけのことかもしれないけれど、
事件は事件です。
勇躍、支払明細や書類の調査に取り組む郷間さん、
と、チームの面々。
すると、
ふっふっふっ♪ 読者の期待通り、
おっと、いえいえ、きわめて予想外のことに、
小さな疑惑は深い闇へと
郷間さんたち捜査陣を引き込んでゆく――
「うんうんッ、そうこなくちゃッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:明かそう難問!)
シリーズ第一作『特命指揮官』を、
出来ればまず読んでから
こちらの作品を手に取るのがベスト、なのですが、
元気の良さはもとより、
スピード感、
部下さんたちとの漫才のような会話は、
前作以上のエンタ度です。
「わきやくさんたちィ、よいィあじィ、だしてまス!」
「ぐるがぅる!」(←訳:強力キャラ!)
シリアスもユーモアもどんと抱え持つ、
郷間さん(と著者・梶永さん)の度量の広さ♪
シリーズ次作はいつ?と
今からもう楽しみでなりません。
ミステリ好きさんはぜひ一読してみてくださいね~!
らぐびーもォ、わんだふるゥだけどォ~!」
「がるる!ぐるるるがるっるるる!」(←訳:虎です!自転車も頑張ってます!)
こんにちは、ネーさです。
現在、米国バージニア州リッチモンドでは
自転車競技の世界選手権が開催されています!
世界最速の女子ライダー&男子ライダーは誰だ?
欧米勢に日本人選手は対抗できるのか?
見守りながらの本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― ガバナンスの死角 ――
著者は梶永正史(かじなが・まさし)さん、2015年7月に発行されました。
副題のシリーズ名《警視庁捜査二課・郷間彩香》からも分かりますように、
先日ご紹介しました『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』の
続編にあたる作品です。
「ふァいッ! テディちゃ、おぼえてェまスッ!
げんきィいィ~ッぱいィのォ!」
「ぐるがる!」(←訳:警察小説!)
経済犯罪の摘発を主とする警視庁捜査二課の
郷間綾香(ごうま・あやか)さん。
著者・梶永さんの『このミステリーがすごい!』大賞受賞作となった
『特命指揮官』は警部補・郷間さんのデビュー作でもありました。
その『特命指揮官』では、
渋谷の繁華街でTVカメラに実況されたりしながら
立てこもり犯と対峙した郷間さん、
今回は、じっくり、自分のデスクで本来の職務と
向かい合うことになりました。
「それはァ、つまりィ~」
「がるーるぐるがるるぐる!」(←訳:レシートから犯罪を暴け!)
ただいま捜査二課では、
大手商社・亜秀商事の大型贈収賄事件の摘発に
取り組んでいます。
が、郷間さん率いる郷間班は、
主流からハズされているんでしょうか、
担当している事案は、結婚詐欺……
「ふァ?? さぎじけんッ?」
「ぐるるがるるぐるるるる?」(←訳:それも二課のお仕事なの?)
ええ、詐欺事件も、二課の刑事さんが捜査しているんですよ。
ただね、ちょっとだけ本音を言ってしまいますとね、
郷間さんも思っているのです。
巨額な金銭がからむ大型贈収賄事件……
そっちの捜査もやってみたいなぁ、なんて。
「はでなァ、だいじけんッ!」
「がるる!」(←訳:大敵だ!)
その想いを上司さんが汲み取ってくれたのか、
郷間さんに新たな命令が下されました。
贈収賄事件の捜査対象となっている会社の、
クレジットカードの私的乱用疑惑。
六本木のクラブで支払った飲食代金¥98,280(税込)は
詐欺、いや、横領に該当するのでは?
「……きょがくゥ?」
「……ぐるるる?」(←訳:……9万円が?)
9万円は巨額とはいえないかもしれないけれど、
私用と社用のカードを間違えただけのことかもしれないけれど、
事件は事件です。
勇躍、支払明細や書類の調査に取り組む郷間さん、
と、チームの面々。
すると、
ふっふっふっ♪ 読者の期待通り、
おっと、いえいえ、きわめて予想外のことに、
小さな疑惑は深い闇へと
郷間さんたち捜査陣を引き込んでゆく――
「うんうんッ、そうこなくちゃッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:明かそう難問!)
シリーズ第一作『特命指揮官』を、
出来ればまず読んでから
こちらの作品を手に取るのがベスト、なのですが、
元気の良さはもとより、
スピード感、
部下さんたちとの漫才のような会話は、
前作以上のエンタ度です。
「わきやくさんたちィ、よいィあじィ、だしてまス!」
「ぐるがぅる!」(←訳:強力キャラ!)
シリアスもユーモアもどんと抱え持つ、
郷間さん(と著者・梶永さん)の度量の広さ♪
シリーズ次作はいつ?と
今からもう楽しみでなりません。
ミステリ好きさんはぜひ一読してみてくださいね~!