「こんにちわッ、テディちゃでス!
わきゃきゃきゃッ! こッ、これはッ??」
「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!嬉しい驚きです!)
こんにちは、ネーさです。
ああ、明日は月曜日かぁ~…梅雨だしなぁ~…凹むなぁ~…
と少々沈みがちな日曜日の夜……
そんな日の読書タイムには、
さあ、テディちゃも虎くんも私ネーさも驚愕&大喝采の
新作コミック作品を御紹介いたしますよ♪
こちらを、どうぞ~!
―― 黄泉のツガイ 1 ――
著者は荒川弘(あらかわ・ひろむ)さん、
2022年6月に発行されました。
『鋼の錬金術師』『銀の匙Silver Spoon』で私たちの心をつかみ、
現在は『アルスラーン戦記』を連載中の荒川弘さんの
完全オリジナル新作です。
「うわさはァ、きいていたのでスゥ!」
「ぐるるがる!」(←訳:これがその!)
ええ、私ネーさも聞いてはいたのですよ。
荒川弘さんが新作を描いていると……。
でも、敢えて内容のリサーチを控えておりましたら、
いきなりの単行本化!
もちろんスルーするなんて有り得ないわ!
と、さっそく入手して、
読み始めました♪
ふむふむ、物語の舞台は、
山奥の、小さな村。
いえ、小さくはない、のかな?
いわゆる“山城“のような
砦(とりで)風のしっかりした建物が
お山の天辺にあり、
砦のやや下方には集落が控えています。
そして、明らかに
砦の次代リーダーと見えるのは、
ひとりの少年――
ユルくん。
「ひょうしにィ~いまスねッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:運動神経良し!)
弓矢が得意で、
上手に馬を乗りこなすユルくん。
砦と村の暮らし向きは
決して豊かなものではありませんが、
ユルくんならきっと、
村の長老たちの助言のもと
人々の生活を守っていってくれるだろうと、
そう予感させられる描写は――
「えッ?
えええええェ~~ッ???」
「ぐるがるるぅ?!?」(←訳:ナニこれぇ?!?)
本文22ページ。
そう、たった22ページ目で、
私たち読み手の淡い予想は
ドカーンと覆されます。
いえ、読み返してみますとね、
7ページ目にして、既に伏線というか、
ヒントは描き込まれていたのですが、
まさか……まさか、こう来るとは……!
「もうゥ、なにがァなんだかッ??」
「がるぐるるるるがる!」(←訳:ワケ分かんないです!)
ユルくんの村を
突如襲う異常事態。
えっ? どういうこと?
何がどうしてこうなったの?
ユルくんはどうなっちゃうんだ?
などなど色々とお喋りしたいところではありますが、
ああ、残念ながら、
これより先はネタバレ回避のため
書くことが出来ません……。
しかし、
これだけは申し上げておきましょう。
『鋼の錬金術師』ファンの方々は、必読!
原作がなく、荒川さんのオリジナル作品であるだけに、
物語がいったいどこへそう転がってゆくのか
見当もつきませんが、
ついていっちゃおうじゃありませんか、荒川さんに!
「つぎはァ~くがつゥ?」
「ぐるがるる!」(←訳:9月なんだ!)
巻末の予告によれば、
『黄泉のツガイ』第2巻は9月発売予定です。
第2巻発売までの間に、
全活字マニアの皆さま、
まずはこちらの第1巻を、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫