テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 新世界、開錠&開門! ~

2022-06-12 22:10:10 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 わきゃきゃきゃッ! こッ、これはッ??」

「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!嬉しい驚きです!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ああ、明日は月曜日かぁ~…梅雨だしなぁ~…凹むなぁ~…

 と少々沈みがちな日曜日の夜……

 そんな日の読書タイムには、

 さあ、テディちゃも虎くんも私ネーさも驚愕&大喝采の

 新作コミック作品を御紹介いたしますよ♪

 こちらを、どうぞ~!

  

 

 

       ―― 黄泉のツガイ 1  ――

 

 

 著者は荒川弘(あらかわ・ひろむ)さん、

 2022年6月に発行されました。

 『鋼の錬金術師』『銀の匙Silver Spoon』で私たちの心をつかみ、

 現在は『アルスラーン戦記』を連載中の荒川弘さんの

 完全オリジナル新作です。

 

「うわさはァ、きいていたのでスゥ!」

「ぐるるがる!」(←訳:これがその!)

 

 ええ、私ネーさも聞いてはいたのですよ。

 荒川弘さんが新作を描いていると……。

 でも、敢えて内容のリサーチを控えておりましたら、

 いきなりの単行本化!

 もちろんスルーするなんて有り得ないわ!

 と、さっそく入手して、

 読み始めました♪

 

 ふむふむ、物語の舞台は、

 山奥の、小さな村。

 

 いえ、小さくはない、のかな?

 いわゆる“山城“のような

 砦(とりで)風のしっかりした建物が

 お山の天辺にあり、

 砦のやや下方には集落が控えています。

 

 そして、明らかに

 砦の次代リーダーと見えるのは、

 ひとりの少年――

 

 ユルくん。

 

「ひょうしにィ~いまスねッ!」

「がるるるぐる!」(←訳:運動神経良し!)

 

 弓矢が得意で、

 上手に馬を乗りこなすユルくん。

 

 砦と村の暮らし向きは

 決して豊かなものではありませんが、

 ユルくんならきっと、

 村の長老たちの助言のもと

 人々の生活を守っていってくれるだろうと、

 そう予感させられる描写は――

 

「えッ?

 えええええェ~~ッ???」

「ぐるがるるぅ?!?」(←訳:ナニこれぇ?!?)

 

 本文22ページ。

 

 そう、たった22ページ目で、

 私たち読み手の淡い予想は

 ドカーンと覆されます。

 

 いえ、読み返してみますとね、

 7ページ目にして、既に伏線というか、

 ヒントは描き込まれていたのですが、

 まさか……まさか、こう来るとは……!

 

「もうゥ、なにがァなんだかッ??」

「がるぐるるるるがる!」(←訳:ワケ分かんないです!)

 

 ユルくんの村を

 突如襲う異常事態。

 

 えっ? どういうこと?

 何がどうしてこうなったの?

 ユルくんはどうなっちゃうんだ?

 などなど色々とお喋りしたいところではありますが、

 ああ、残念ながら、

 これより先はネタバレ回避のため

 書くことが出来ません……。

 

 しかし、

 これだけは申し上げておきましょう。

 『鋼の錬金術師』ファンの方々は、必読!

 原作がなく、荒川さんのオリジナル作品であるだけに、

 物語がいったいどこへそう転がってゆくのか

 見当もつきませんが、

 ついていっちゃおうじゃありませんか、荒川さんに!

 

「つぎはァ~くがつゥ?」

「ぐるがるる!」(←訳:9月なんだ!)

 

 巻末の予告によれば、

 『黄泉のツガイ』第2巻は9月発売予定です。

 第2巻発売までの間に、

 全活字マニアの皆さま、

 まずはこちらの第1巻を、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする