「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
なつのォどらまはァ~これけいィ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!面白いよ~!)
こんにちは、ネーさです。
今期のTVドラマでイチ推ししたいのは
『これは経費で落ちません!』(NHK・金曜夜10時~)。
経理のお仕事がこれほどエンタだったとは!
と驚かされる快作ですよ。
そして、本日の読書タポジティブに大転換するエンタな絵本を、
さあ、どうぞ~♪

―― ころべばいいのに ――
著者はヨシタケシンスケさん、2019年6月に発行されました。
『りんごかもしれない』『みえるとかみえないとか』
『おしっこちょっぴりもれたろう』といった絵本作品や、
書籍の装画や挿絵作品などで
活字マニアさんにはすっかりお馴染みのクリエイター
ヨシタケさんの最新作です。
「だッ、だいめいィがァ~!」
「ぐるるがるっ!」(←訳:なんか怖いっ!)
そうですねぇ~…
『ころべないいのに』って、
まるで“呪いを放ってやる!”みたいな感じで、
ギョッとさせられます。
本文の文章もね、
《わたしには きらいなひとがいる。》
から始まっているものですから、
絵本なのにずいぶんとネガティブだわ……と、
ドン引きしそうになりますが、
主人公の女の子は
同時にこう思うのです。
《ああ、だれかを にくんでいるじかんが もったいない!》
「ふァいッ! そのォとおりィ~!」
「がるぐる!」(←訳:賛成です!)
そうね、そうよね、
時間は貴重だわ。
誰かを呪って一日中重苦しく過ごすよりは、
本を読んだりTVを見たりゲームをしたり、
楽しく明るく過ごす方がいいじゃない?
散歩をしたり、
きれいな景色に感動するのもステキじゃない?
……でもね……
ネガティブな感情って、
なかなか消えてくれなくて。
「うむゥ~…しつこいィのでッス!」
「ぐるるるがるるるるる!」(←訳:ヤツらはしぶといんだ!)
じゃあ、そんな時はどうしようかなぁ?
と、女の子は考えを巡らせます。
《いしにつまずいて ころべないいのに。》
と、イヤなことをするイヤなヤツを、
お腹の中で呪うよりも、
《なんでもないことや
だれかのひとことで
きゅうに きもちが もとにもどる、
ってことも、あるわよね。》
と楽観してみたり。
《まあ、でも、
ダメなときは、
なにをやっても ダメよね――。》
と悲観もしてみたり。
そう、ネガティブな感情って、
人間の手には負えない
“突然の土砂降り”のようなもの、だけれど。
「どんなァおてんきィもォ~」
「がるるるるぐるるる!」(←訳:備えあれば憂いなし!)
へこんだ心を元に戻すために、
イヤな気分を吹き飛ばすために、
どう振る舞い、
どう考えるか。
自分のパワーを、
憎悪ではない方向へ持って行く方法、とは。
「おしえてェもらおうッ!」
「ぐるるるるるる!」(←訳:ヨシタケさんに!)
知恵と勇気、
ユーモアと柔軟性。
著者・ヨシタケさんが考案する
ネガティブ思考からの脱出方法は、
うんうん!だよね!と
にこにこしながら頷けるものばかり。
「うッふッふッ♪」
「がるる♫」
この御本は、
書店さんではおそらく
児童書のコーナーに配架されているのでしょうけれど、
大人さんにも子どもさんたちにも
おすすめしたい一冊です。
慌ただしいお盆休みの最中、
もしも本屋さんに寄る時間が確保できるなら、
どうか皆さま、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
なつのォどらまはァ~これけいィ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!面白いよ~!)
こんにちは、ネーさです。
今期のTVドラマでイチ推ししたいのは
『これは経費で落ちません!』(NHK・金曜夜10時~)。
経理のお仕事がこれほどエンタだったとは!
と驚かされる快作ですよ。
そして、本日の読書タポジティブに大転換するエンタな絵本を、
さあ、どうぞ~♪

―― ころべばいいのに ――
著者はヨシタケシンスケさん、2019年6月に発行されました。
『りんごかもしれない』『みえるとかみえないとか』
『おしっこちょっぴりもれたろう』といった絵本作品や、
書籍の装画や挿絵作品などで
活字マニアさんにはすっかりお馴染みのクリエイター
ヨシタケさんの最新作です。
「だッ、だいめいィがァ~!」
「ぐるるがるっ!」(←訳:なんか怖いっ!)
そうですねぇ~…
『ころべないいのに』って、
まるで“呪いを放ってやる!”みたいな感じで、
ギョッとさせられます。
本文の文章もね、
《わたしには きらいなひとがいる。》
から始まっているものですから、
絵本なのにずいぶんとネガティブだわ……と、
ドン引きしそうになりますが、
主人公の女の子は
同時にこう思うのです。
《ああ、だれかを にくんでいるじかんが もったいない!》
「ふァいッ! そのォとおりィ~!」
「がるぐる!」(←訳:賛成です!)
そうね、そうよね、
時間は貴重だわ。
誰かを呪って一日中重苦しく過ごすよりは、
本を読んだりTVを見たりゲームをしたり、
楽しく明るく過ごす方がいいじゃない?
散歩をしたり、
きれいな景色に感動するのもステキじゃない?
……でもね……
ネガティブな感情って、
なかなか消えてくれなくて。
「うむゥ~…しつこいィのでッス!」
「ぐるるるがるるるるる!」(←訳:ヤツらはしぶといんだ!)
じゃあ、そんな時はどうしようかなぁ?
と、女の子は考えを巡らせます。
《いしにつまずいて ころべないいのに。》
と、イヤなことをするイヤなヤツを、
お腹の中で呪うよりも、
《なんでもないことや
だれかのひとことで
きゅうに きもちが もとにもどる、
ってことも、あるわよね。》
と楽観してみたり。
《まあ、でも、
ダメなときは、
なにをやっても ダメよね――。》
と悲観もしてみたり。
そう、ネガティブな感情って、
人間の手には負えない
“突然の土砂降り”のようなもの、だけれど。
「どんなァおてんきィもォ~」
「がるるるるぐるるる!」(←訳:備えあれば憂いなし!)
へこんだ心を元に戻すために、
イヤな気分を吹き飛ばすために、
どう振る舞い、
どう考えるか。
自分のパワーを、
憎悪ではない方向へ持って行く方法、とは。
「おしえてェもらおうッ!」
「ぐるるるるるる!」(←訳:ヨシタケさんに!)
知恵と勇気、
ユーモアと柔軟性。
著者・ヨシタケさんが考案する
ネガティブ思考からの脱出方法は、
うんうん!だよね!と
にこにこしながら頷けるものばかり。
「うッふッふッ♪」
「がるる♫」
この御本は、
書店さんではおそらく
児童書のコーナーに配架されているのでしょうけれど、
大人さんにも子どもさんたちにも
おすすめしたい一冊です。
慌ただしいお盆休みの最中、
もしも本屋さんに寄る時間が確保できるなら、
どうか皆さま、
ぜひ、探してみてくださいね~♪