元宝塚女優の富士野高嶺さんから、一冊の本が送られてくる。
『ザ、吹き寄席宝塚』(2005年刊)富士野高嶺著。
わたしはこの本すでに、千村克子さんの遺品を所持している。
送ってこられたのは、「宮崎様」への署名入りである。
手紙に宮崎修二朗先生にお渡しください、と。
ところがである。その宮崎修二朗先生が、今日午後、久しぶりに見えたのである。
偶然である。
そして、先生がわたしにと持って来てくださった本の中に、驚く一冊が。
『今昔 たからづか』(富士野高嶺著・1990年刊)。
なんたる偶然。
高嶺さんは多才の人である。
文章は軽妙洒脱、見事なもの。
俳句もなさる。
絵がまたおしゃれ。この本の表紙カバー絵も高嶺さんが描かれたものですよ!
舞踊は禄春という名で、劇団員に長年教えてこられている。
この人のこと、知れば知るほど凄いひとだ。
タカラヅカのスーパーレディーと言っていいのではないだろうか。
「輪」は明日、明後日と休ませていただきます。
よろしくお願いいたします。