喫茶 輪

コーヒーカップの耳

祝婚歌・北山冬一郎

2010-06-12 15:24:24 | 北山冬一郎

子ども将棋教室に行ってきました。

市教委主催の「宮水ジュニア学園」です。

今年度第一回目。用海公民館です。

Cimg1450_2

1時間半の講座ですが、前半をわたしが講義して、後半はフリー対局を助手の人たちと指導

します。

今日は土曜参観日の学校も何校かあって、参加者は申し込み人数よりも少々少なかったで

すが、精いっぱい楽しく授業しました。

快い疲労感がありましたが、子どもたちからエネルギーをもらいました。

      

今読んでいる本『杉山平一・青をめざして』(安水稔和)のこのページを見て下さい。Img093

杉山先生の発言の中の言葉です。

北山冬一郎という字が見えますか?

この詩人のこと気になります。

この詩人の『祝婚歌』という詩集から、團伊玖磨が作曲した「ひぐらし」、「紫陽花」は今もコン

サートで歌われている歌曲です。

その詩集『祝婚歌』(昭和21年1月20日発行)です。

Img095 小さな本です。

幸い、わたし昨年古書店から初版本を信じられない安価で入手しましたが、珍本で、ネットで

は第二刷が今、35000円と出てます。

で、この北山冬一郎ですが、凄いエピソードがあることを、我が畏敬する宮崎修二朗氏から

聞きました。いつかどこかに書きます。

         

R君、動画を送ってくれる。

パソコンがたくさん並んだ仕事場から、自分を写しながら、近況を語ってくれている。

そら、変わりますわな、41年やもん。中学時代からなら50年。

覚悟はしてたけど…。

写し鏡のようにわたしも年取ったのだと、改めて思い知らされる。

しかし彼、いい顔になっている。昔通り優しい顔だ。さぞ苦労しただろうに、嫌な影が全くな

い。

やっぱりわたしの親友だった人だ。うれしいなあ!

「なんかボチボチとこの50年が取り戻せるような気がしてきました」と彼からのメールにある。

ホントお互いに、空白をゆっくり噛みしめながら埋めていこうと思う。

コメント (4)
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