喫茶 輪

コーヒーカップの耳

三好達治の字

2010-06-15 18:09:46 | 本・雑誌

      Cimg0066    

定食をしていないので、店は暇である。うちの店は元々お食事がメーンの店。

いっそ休んでしまえばいいのだが、どうせわたしは、店が休みの日でも店に居るのだから、

コーヒーだけでも、と開けている。

今週はご飯は有りませんが、お昼、ゆっくりしたい人は、かまいませんので、どこかで弁当を

買ってきて、うちの店で食べて下さい。

      

山 「なんでメシやっとれへんねん」

  「かくかくしかじかで」

山 「なんかのバチや。あんたがもうちょっと口を慎んだら治る」

で、身を翻すように出て行った山さん、サングラスを忘れて出た。

わたしはそれをゴミ箱へ。

すぐ戻って来た、山さん 「メガネ!」

  「えっ?メガネ?どこかなあ?あっ、ここに」

山 「それが悪いゆうとんねん!」

  「ハイ、自分で分かってます」

      

読んでいる本『杉山平一・青を目指して』の中から、

杉山 「津村信夫は手紙をみたら分かりますけどね、の字にそっくりなんです、まねし   

    て。楷書でですね。それで、津村信夫を慕っていた編集手伝いの塚山勇三のも楷書で

    ね。三好達治は草書です。崩し字ですね。詩もそうです。丸山薫は造形的でしょ。形を

    重んじています。」

で、「輪」にある三好達治のハガキの字をご覧にいれます。

Img116

崩し字。なるほど、ですね。

しかしこの本、せめて人名だけでも索引があれがいいのですがねえ。

      

明日も「輪」はお食事が提供出来ません。

申しわけありません。

どうぞ休みにおいで下さい。

コメント (2)
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