喫茶 輪

コーヒーカップの耳

井伏鱒二の剽窃

2010-06-16 14:22:48 | 日記

Cimg1454

かわいいお嬢様が来店。

しかも一人で。

おっちゃんおばちゃんばかりのうちの店には似合わない。

そして驚くなかれ、花をプレゼントして下さいました。

なんということでしょうか!なぜでしょうか?

やがて、その「なぜ」はわかりました。

それは内緒です。

      

Img118

『杉山平一・青をめざして』を読み終える。

で、このページ!

杉山先生の発言。最終二行。

「これはおそらく井伏鱒二が自分の訳を書いたものだと思いますね。」

これは先生、間違いです。

次に上げるのは、高島俊男氏の著書『お言葉ですが』の「サヨナラダケガジンセイダ」の項の

一部。

Img117

クリックして拡大して読んで下さい。

この前後に実に詳しく、井伏の剽窃について書いてあります。

興味ある人は、本を読んで下さい。

Img120 例によって「輪」にあるハガキ。井伏さんの筆跡です。

「サヨナラダケガジンセイダ」は、井伏の訳ではなかったのです。

そのことに、我が宮崎修二朗氏が関わっておられるのですよ。

     

明日もやはりお食事を提供することが出来ません。

よろしくお願いいたします。

コメント (4)
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