陶芸家、西中稔氏から、改めて案内状が届きました。
何年か前、西中氏が私に話して下さったことがあります。
「夏の夜、一人で釜の火の番をしてる時、甲虫が飛んでくるのです。そして、釜の中の火の色
を見るための小さな穴に、スーッと飛び込んで行くのです。わたしの顔をかすめて、吸い込ま
れるように」
わたしは、その話を聞いて、一瞬にして気体になってしまう虫の命の有様に衝撃を受けたの
を覚えている。
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昨日午後、kohsatoを迎えに大阪まで行きました。
淀川を越える時、太陽の光が大きな川面いっぱいでした。
帰りの淀川大橋からは、六甲連山がフロントガラスいっぱいに広がって見事でした。
運転中で写真撮れませんでした。
そのkohたち、今日は朝早く起きました。
姫路での法事に向かうためです。大阪からtetuちゃんが朝迎えに来て、satoはご覧の通りで
す。
「satoはお父さんのこと、大好きやで」と言うのです。tetuちゃん、たまりませんね。
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今日も国勢調査です。
調査票の回収と、「郵送します」と言った人への「送って下さいましたか?」の確認です。
留守なら、また改めて伺うのです。そのためのお知らせメモを郵便受けに投入です。
ワンルームマンションの住人は、半数以上というよりほとんどが留守です。連絡先(わたし)の
電話番号を書いたメモに、連絡下さいと書いてあっても、まず電話して来て下さいません。ま
あ、こっち(国)の勝手なことなのですからね。
中には電話して下さる人もあります。「もう投函しました」と。
しかし、これとて、必要なのでしょうか?もっと、日にちが過ぎて、役所に届いてないのが分か
ってから確認のお尋ねをすればいいと思うのですが(それはそれで、するのですよ)。だから、
迷惑そうに「もう出しましたよ」と言われます。「郵送する言うてんのにしつこい」と思われます
よね。こんな無駄なこと、いかにもお役所のやり方です。
国勢調査員、なり手がなく自治体が困っていると。そりゃあそうでしょう。よほど改革されない
と、わたし、次しません。断言します。