喫茶 輪

コーヒーカップの耳

角川春樹氏と時実新子さん

2011-03-30 15:41:47 | アート・文化

神戸新聞夕刊に「一陽来復」と題したコラムがある。

今日は、角川春樹さんの3回目。

麻薬取締法違反で2年半の刑務所暮らしをした時のことが書かれている。

Img826 神戸新聞さん、拝借お許しを。

俳句を5000句は作ったと。

「俳句があることによって、そこに感情をぶつけることができた」と。

で、新子さんから頂いたハガキ(H・14・7・14)を。

Img825 新子さん、公開お許し下さい。

「そこにある芒が遠し檻の中」という、春樹氏の句を書いて下さっている。

春樹氏は新子さんのファンだったと思います。

2004年に新子さんの川柳50年を祝うパーティーが神戸で開かれた。その時、刑務所から

出てすぐの春樹氏が駆けつけられた。それをわたし、目の当たりにしました。いかにも刑務所

帰りといった風体でした。

その春樹氏は新子さんのことを「悪女だ」とある文章に書いている。

そして、新子さんも、「人にも文にも毒がなければ面白くありません」という人でした。

新子さんも春樹氏のファンだったのだ。

コメント (4)
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