喫茶 輪

コーヒーカップの耳

桑島玄二さんのことなど

2018-05-23 17:26:31 | 宮崎修二朗翁
宮崎翁から「お会いしたい」と電話があり、行ってきました。
わたしも最近、体調がすぐれずご無沙汰していました。

お待ちかねでした。
二時間半ほどお話を聞きました。
出てきた文人の名前は今日も数限りなく、といった感じでした。
横光利一、今東光、川端康成、杉山平一、日野草城、伊丹三樹彦、鈴木漠、仙賀松雄、及川英雄、小林武雄、吉原治良、小松左京、北川弘繪、
薄田泣菫、中村憲吉、桑島玄二、正宗白鳥、足立巻一、井伏鱒二、富田砕花。ほかいっぱい。
いずれ原稿に書きたい話も何点かありました。

早く元気になって取材に出かけたいものです。

今日も千切り抜きを戴いて帰りました。
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奥山のそば

2018-05-23 09:48:27 | 出石
この記事のカテゴリーを「出石」あるいは「北山冬一郎」のどちらにしようかと迷ったが、とりあえず「出石」にすることにしました。
今朝の神戸新聞です。借用お許しのほどを。
←二段階クリック。
この奥山というところ、家内の郷へ行くときに何度か車で走ったことがあります。
もう10年以上も前のこと。
和田山から山の中に入って行き、峠を越えなければならないので最近は走っていません。
この蕎麦屋さん、7年前にオープンということですが、わたしが通った時にも蕎麦屋さんがあったように思います。
でもそれは別の店だったんでしょうね。そしてその店はもう廃業なさっているということなのでしょう。
ところでこの記事の中に「忍者の墓」などというのがあって、芥川賞作家の五味康祐が小説に取り入れているというようなことが。
久しぶりに見る、五味康祐の名前です。
五味でわたしが思い浮かぶのは、幻の詩人、北山冬一郎です。
交流があったのですね。
奈良県立図書情報館に収蔵されている北山の詩集『風の中の歌』は五味への献本で、
扉に言葉が書かれている。

五味康祐様 恵存 
 これら青春徒労の記録を
 悲しみ以て 君に手渡す
 君は何を以てこれを受取るであろうか
              北山冬一郎


意味深なことばですが、親しい間柄であったような書きぶりですね。

今朝の記事から、北山冬一郎の研究をしておられる梅崎英行さんの論文を引っ張り出してきて確認しました。

あ、そうだ。また一度、あの峠道を走って、その蕎麦屋さん「手打ちそば 剣」へ行ってみよう。
余談ですが、店主のお名前は「川見さん」とのこと。
川見さんは出石に多い名前で、拙著『触媒のうた』を10冊購入してお知り合いに配ってくださったのも川見というお名前の家内の同級生でした。
その節はありがとうございました。勇気を戴きました。
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