喫茶 輪

コーヒーカップの耳

34年間ありがとうございました。

2021-10-14 13:39:33 | 喫茶・輪


今年の初め、1月7日の当ブログに、
「33年間ありがとうございました」と書きました。
そして、こうも書きました。
《昨年2020年12月31日をもって「喫茶・輪」は廃業することにいたしました。
33年間、ありがとうございました。
ただし、店としての営業は終りますが、何らかの形でこのスペースは残そうと思っております。
コロナが収束すれば、「輪の会」とでも称して、気の合うものが出会っておしゃべりするような場として。
どなたでも入ってきやすいように経費としての会費は頂戴することにして。
また小さなイベント(朗読会など)も開けたらいいなと。
そんなことを今は考えております。》
と。

しかし、状況は変わりました。
残念ながら、このほど再開を断念することにいたしました。
いろいろと事情はありますが、このあたりが退き時と判断した次第です。
どうかご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
 

34年間ありがとうございました。

ただし、「輪」の中にありますわたしの書斎に御用のある方は歓迎いたします。
ご連絡をくださってからおいで下さい。
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秀れた文学者には落第や中途退学者が多い?

2021-10-14 09:48:45 | 杉山平一先生
杉山平一先生に『現代詩入門』という優れた詩の入門書がある。



以前に読んだが、また読んでいる。
読んで感動する入門書なんて滅多にないものだが、この本は各所に感動する場面がある。
引用文が素晴らしいのだ。これは杉山先生の教養の深さと感性の素晴らしさだろう。
また別に考えどころも面白い。やはり詩人です。
そんな中で。今日読んだところで愉快だった場面。
《秀れた詩人や小説家に、落第とか中途退学というのが大変多い。》
《詩人や文学者には文字の下手な人が多い。事務的なきちんとした字を見ると、芸術家ではないのだなとわかる。へたな歪んだ字の人はみないい詩を書くわけではないが、そんな字を見ると、素質はあるな、と思ったりする。》

わたしとしては、なんともうれしくなるお考えである。
自慢じゃないがわたしは、落第と中途退学の双方を経験している。
字も極めて悪筆だ。
が、わたしは先生に失望を与えてしまったかも。
ところで先生の字である。


そして、わたしの字。


『コーヒーカップの耳』
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