今朝の「正平調」にこんな話が。
「もうきれいごとを言うのは、いいかげんにしたら」。テレビ番組で、福島県浪江町の女性が言っていた。「安全、安全って、本当の安全なんてあり得ないでしょ」。
このあと転じて、
昨年97歳で亡くなった詩人の杉山平一さんもきれいごとに、うさんくさいものをかぎ取った。「きれいごとが出てくるときは嘘つけ、と私は呟く」。杉山さんが挙げたのは「平和で健康で明るくなどというスローガンめいたもの」、ほかに「有無をいわせぬ、平和とか聖戦とか」今はここに「安全」も連なるのか。
そして「正平調」は、
もう福島で起きていることから目をそらし、エネルギーや経済を語ることはできない。うさんくさい言葉で安全を語ることも。被災地に「嘘つけ」と呟かせてはいけない。
と結ぶ。
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