『以倉紘平全詩集』を読んでいるのですが。
三分の一ほど読んだところです。
やっぱりいいです。
そこで、ふと「年譜」のページを読もうと思いました。
巻末に30ページほど載っています。
これが素晴らしいです。
単なる箇条書きとは違って、自伝のような趣き。
身近に思えたのは「将棋を指す」ということが度々出てきたり。
でもやっぱり、その経歴が凄いなと思いました。これは本物の詩人だわと。
興味深かったのは、1964年、24歳の時、「中学校校歌の作詞作曲のため、中村茂隆氏と養父市の大屋中学校を訪問する。」というもの。
大屋町の明延は、昔、父親の弟が明延鉱山の仕事をしておられました。一円電車で有名な所です。二回ほど行ったことがありましたが、明延はもう昔に閉山になったと思います。
ほかにもわたしにとっても懐かしい話がいっぱい出て来て以倉さんを身近に感じてしまいました。