今朝の神戸新聞文芸欄。
「選者新春詠」欄があって時里さんの詩も。
いいですねえ。時里さんの現代詩はレベルが高く、わたしには難しいのですが、これはわたしにも響きます。
そうですか、高校生のときに。昭和45年ならわたしは27歳。まだ独身で米屋を頑張っていた頃。あの頃の米屋は忙しかったですからね。詩どころではなかったです。といえば詩を軽く言ってるみたいですが、そのころのわたしの本心です。あっ、そうだ!後に井上靖の詩「人生」に出合ったのが米屋をしていた昭和58年頃だった。
特選詩の「心の栄養素」(槇本大将作)がいいですね。その視点が新鮮。一見理屈のようで理屈でない。感性の詩といえるでしょう。
川柳の部の特選に島村美津子さん。
今年わたしに来た島村さんの年賀状と共に。
島村さん、たしか93、4歳になられるはず。「どこからが余命だったか昼の月」なんて、島村さんだから素晴らしい。まったく嫌みがありません。作為が感じられません。
その島村美津子さんのこと「KOBECCO」に書かせていただいたことがあります。
そういえば、昨年秋に「さくらFM」のスタジオでお会いしたのでした。すこぶるお元気な高齢女性です。