喫茶 輪

コーヒーカップの耳

創作曲集『平和・子どもたち』

2025-01-09 08:42:54 | 本・雑誌

思わぬ人から思わぬものが贈られてきました。

創作曲集『へいわ・子どもたち』(千秋昌弘作詞・森二三作曲・2024年11月)、創作曲集『命と平和』(千秋昌弘作詞・森二三作曲・2022年1月)の二冊。

千秋昌弘さんからお贈りいただきました。

千秋さんは大阪府大東市の人。知り合いになったのはもう10年以上も前だったと思います。

当時、大東市の市会議員をなさっていて、そしてテノール歌手でもあった人。

歌手として、幻の詩人北山冬一郎の詩に團伊玖磨が曲をつけた「紫陽花」「ひぐらし」などを歌っておられたということだった。

その北山冬一郎のことを調べる過程でわたしのブログ「喫茶・輪」に行き当たり、連絡を取って来られたのだった。

そんな縁で千秋さんのコンサートに一度招待されて行ったことがありました。

広い会場は満員。その時の動画があります。「紫陽花」

素晴らしいお声をなさってました。

今回送って下さった創作曲集ですが、これの表紙にビックリ!

なんと薬谷礼子さんの切り絵が使われているではありませんか!!

この薬谷さんは古くからのわたしの知り合い。

あの震災当時にわたしが三年間サラリーマン生活をした時、その近くの会社の社長夫人でした。

その事務室に所用で行った時、切り絵が飾ってあって、わたしが興味を示した縁で、後に「喫茶・輪」で彼女の切り絵個展を催したことがあったのです。

更に、彼女の娘さんはその後ソプラノ歌手として活躍する人になられて、わたし、兵庫県芸術センターで拝聴したことがありました。今も活躍なさっているはず。しかもしかも、わたしが拙著『触媒のうた』で「半どん文化賞」を頂いた時、その授賞式に彼女は音楽部門で「半どん賞」を受けられたのでした。その時、ご家族ともお会いして久しぶりのご挨拶をしたのでした。

その『触媒のうた』には、かの北山冬一朗のことを詳しく書いているのです。北山に関する論文は、これに優るものはないと自負しています。これまでにも日本各地からわたしに問い合わせがあったのです。

ということで、あまりにも不思議な縁が繋がっていたのです。恐いほどの。

あ、そうだ。薬谷さんが夙川近くのあるギャラリーで個展を開催された時には、娘さんがその場所でミニコンサートをされて花を添えられたこともありました。

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