今年になって初めて宮崎翁を訪問してきました。
この正月で滿95歳におなりです。
至ってお元気でした。
ただやはり、「何もすることがないから退屈で」と。
原稿書くにも資料がないからと。
色紙を二枚持って行ってお見せしました。

六車明峰さんの書です。先日明石で明峰さんにお会いした時、わたしに託されたもの。
多田智満子さんの辞世の句と、鬼持氏の句。「鬼持」は宮崎翁の俳号。「おにもつ」というわけだ。
鈴木漠さんが主宰しておられる「ひょんの会」の連句集『虚心』に載っている句です。

多田さんを偲んでの歌仙「草の背」です。
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句の意味は大体解ったつもりでいましたが、翁の解説をお聞きして、自分の浅学ぶりが分かりました。
「そうか、そうだったのか!」と思った次第。
俳句も連句も難しいものです。
よほど深くて広い教養が要ります。
翁のおっしゃるには「俳句は解ってやってる人は少ないですね。100句のうち1句ですね」とのこと。
わたしではやはり無理ですね。
この正月で滿95歳におなりです。
至ってお元気でした。

ただやはり、「何もすることがないから退屈で」と。
原稿書くにも資料がないからと。
色紙を二枚持って行ってお見せしました。

六車明峰さんの書です。先日明石で明峰さんにお会いした時、わたしに託されたもの。
多田智満子さんの辞世の句と、鬼持氏の句。「鬼持」は宮崎翁の俳号。「おにもつ」というわけだ。
鈴木漠さんが主宰しておられる「ひょんの会」の連句集『虚心』に載っている句です。

多田さんを偲んでの歌仙「草の背」です。


句の意味は大体解ったつもりでいましたが、翁の解説をお聞きして、自分の浅学ぶりが分かりました。
「そうか、そうだったのか!」と思った次第。
俳句も連句も難しいものです。
よほど深くて広い教養が要ります。
翁のおっしゃるには「俳句は解ってやってる人は少ないですね。100句のうち1句ですね」とのこと。
わたしではやはり無理ですね。
気力のあるお顔ですね。
お若い時は、すこぶる目力の強いお人でした。
今は柔和な表情になってこられました。
95歳ながら頭はしっかりしておられますので、眼は澄んでおられます。こんなお人にお近づきになれるのが幸せです。