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 杉山平一先生の「星」という詩 

2024-12-03 19:44:49 | 杉山平一先生
杉山平一先生に「星」という素晴らしい詩があります。
 
わたしが所持する現代詩文庫『杉山平一詩集』(思潮社刊)に載ってます。
 
 
そしてわたしが所持するテレホンカードにも杉山先生の字でこの詩が載ってます。
 
 
ところが少し違ってます。
 
三行目、本では「星がピカピカひかっている」ですが、
 
テレカの方は「冬の星がピカピカ光っている」となってます。
 
頭に「冬の」がついているのです。ほかにも少し違う所が。
 
どちらが先かな?と思って調べてみました。
 
現代詩文庫に載っているのは『木の間がくれ』という詩集に載ったものが収載されています。
 
『木の間がくれ』は1987年。
 
そしてテレカは杉山平一全詩集の出版記念会で頂いたもの。
 
それが1997年。
 
ということはテレカの方が新しい。
 
たしかにこちらの方がいいですね。
 
因みに『全詩集』では当然ながら『木の間がくれ』のままです。
 
テレカはまだ未使用です。
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