杉山平一先生に「星」という素晴らしい詩があります。
わたしが所持する現代詩文庫『杉山平一詩集』(思潮社刊)に載ってます。
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そしてわたしが所持するテレホンカードにも杉山先生の字でこの詩が載ってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/a4/6e58019bb53e54457fb80ec014d9cae6.jpg)
ところが少し違ってます。
三行目、本では「星がピカピカひかっている」ですが、
テレカの方は「冬の星がピカピカ光っている」となってます。
頭に「冬の」がついているのです。ほかにも少し違う所が。
どちらが先かな?と思って調べてみました。
現代詩文庫に載っているのは『木の間がくれ』という詩集に載ったものが収載されています。
『木の間がくれ』は1987年。
そしてテレカは杉山平一全詩集の出版記念会で頂いたもの。
それが1997年。
ということはテレカの方が新しい。
たしかにこちらの方がいいですね。
因みに『全詩集』では当然ながら『木の間がくれ』のままです。
テレカはまだ未使用です。