喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「西宮探訪展」つづき

2015-11-21 12:19:17 | アート・文化
昨日行った表題の件。
西宮をモチーフにしたいい美術品がたくさん展示されていたが、わたしが気になったもの何点かを上げておきます。
これは津高和一さんの「甲子園風景」をイメージした作品。
いい抽象画ですねえ。津高さんは震災でお亡くなりになったのでした。
わたしが尊敬する足立巻一先生と仲良しでした。


これは河野通紀さんの「阪神パーク夜景」
懐かしい風景です。といってもわたしは夜の阪神パークは知りませんが。
河野さんに関して一言。
実はさっき用海公民館に行ってました。「将棋教室」の講師で。
終って事務室に入ると、河野さんの絵が飾ってありました。
で、館長さんに「この絵、要らなくなったらいつでもわたしが戴きますので言って下さい」と言っておきました。笑っておられました。


この絵、いいですねえ。砲台は石でできてますが、まるで生きもののようです。
石橋繁雄という人の作品。わたし迂闊にも石橋さんを知りません。
でもいい絵ですね。


この書は加登瓦川さんの作品。
生前の加登さんとはわたし、一度お会いしている。
西宮文化協会のなにかのパーティーで席が隣り合って。
お話もさせて頂いたが内容は忘れました。おとなしく静かな紳士だったと記憶していますが。
その後、わたしは事情があって文化協会を退会しましたのでお会いする機会もなくなってしまいました。


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阪急電車「阪神国道駅」

2015-11-21 08:46:59 | 西宮のこと
昨日、阪急電車今津線「阪神国道駅」を利用しました。
西宮に長く住んでいるのに、生れて初めてです。






今津方面を望む。

すぐ近くのアサヒビールがなくなる前の朝夕の通勤時間はさぞにぎわったのでしょうね。



初めての駅というのはなにか新鮮です。
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今日もバタバタ北口などへ。

2015-11-20 23:14:56 | 日記
今日も午後はバタバタしました。
先ずコイン精米に行きました。
昔は米屋をしてたのでうちに精米機はあったのですが…。
しかし今の機械は進歩していて搗精時間が非常に短いです。
30㎏が10分もかからないぐらいでした。
次に地蔵さんの境内の樹木の枝を剪定しました。
カリン、ビワ、ミカンと。
高枝バサミでやるんですが、上を向いてやるので、結構首が痛くなるんです。
次にJR近くの銀行に用事。徒歩で行きました。
そのまま阪急の「阪神国道駅」まで歩いて、そこから北口へは電車。
アクタのギャラリーで行われている「西宮市制90周年 アートでたどる西宮探訪展」を見るため。
物故者を含め、西宮で活躍の芸術家が西宮をテーマに制作した美術品をたくさん見ることができました。
そして、なんと、会場に、レオポンの剥製が展示されているのです。
阪神パークで産まれたレオ吉とポン子です。

懐かしいことでした。
そして、そこから帰宅して、今度は芦屋の宮崎翁をちょっと訪問。これは車で。
今回はお話を伺うのではなく、お届けもの。
帰宅すると、すっかり暗くなっていました。
因みに今日は、本当はもう一件用事があったのです。
毎月「初音屋」さんで行われる「今津歴史塾」の日だったのです。
しかし今回は、わたしの興味を引く内容ではなかったので欠席させて頂きました。
そして最後に、バットスウィング100回。これは雨が降らない限り毎日です。
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『樹木和名考』

2015-11-20 11:03:04 | 本・雑誌
昨日三宮図書館でお借りして来た本。

『樹木和名考』(白井光太郎)
昭和8年発行の古い本。
お借りしたのはいいが、500ページを超えて、しかも大版。
バッグに入れたのだがズッシリと重い。
後、元町の洸人展に伺って、その後「トンカ書店」さんに寄って、予定では、今度は阪急で西宮北口へ行くつもりだった。
しかしバッグが重たくて北口は日を改めて行くことにした。
さて、その本である。
帰って来てバッグから出して見たら、裏表紙が大きく傷んでいる。

途中まで裂けている。
このまま利用していたら千切れてしまいそうで困った。
それで三宮図書館へ電話した。
「…。こういう事情ですので承知しておいて下さい」と。
納得してもらえた。返す時にその旨一言添えるということで。
今ごろ、こんな古い本、借りる人はいないだろうな。
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『魔法おしえます』

2015-11-20 10:01:18 | 本・雑誌
昨日「トンカ書店」さんで見かけて買いました。
1975年初版。40年前だ。
タイトルが魅力的だったし、絵を米倉斉加年さんが描いておられる。
さて、孫の中のだれが気に入ってくれるだろうか?
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質問は?

2015-11-20 08:33:01 | 将棋
昨夜の子ども将棋教室。
わたしはその後用事があって早引きの予定。
で、詰将棋の問題を解説して「何か質問は?」と言うと、
一人の子が「ハイ」と言って手を上げた。
「前の時になんか検査のこと言ってたけど、どうなった?」と。
ほう、覚えてたのだ。
講座の時、わたしよく脇道に入って話をします。
先週は、「あす〇村さんは腎臓のエコー検査があります」というようなことを話していたのだった。「もしかしたらガンが見つかるかもしれない。そしたらもう将棋を教えに来られないかも知れない」といったようなことを。
それで心配してくれていたのだった。早引きするのも、それと関係があると思ったのだ。
それが、来ている中で最も小さな子。
来始めたのが昨年で、まだ幼稚園だった。
ということで一年生。

かわいいですね。
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今日の午後は忙しい。

2015-11-19 16:52:39 | 日記
今日の午後はちょっと忙しい。
さっき神戸へ行ってましたが、先ず三宮図書館へ予約していた本をお借りし、その足で一駅電車に乗り元町の「ギャラリーむかい」の「菅原洸人小品展」を見て、そのあと、すぐそばの古書店「トンカ書店」さんをお訪ねした。

トンカさんへはこの前にも行ったのだが、新聞でも報道されていた催しをしておられてお客さまで混雑していてゆっくり出来なかったのだった。 

さてこれから、もう少ししたら用海公民館へ子ども将棋教室の指導。
しかし今日はまだその後に予定があって早引きさせてもらうつもり。
ああ、忙しいなあ。
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菅原洸人小品展

2015-11-19 16:26:39 | 菅原洸人画伯
元町の「ギャラリーむかい」へ行ってきました。
「菅原洸人小品展」です。





奥様とお会い出来ました。
お元気そうで良かった。
「わたしが動ける間は、主人の残した絵を見て頂こうと思いまして」とのこと。
けっこうな点数が売約済みになってました。わたしが見ている間にもお一人が一点予約されておられました。
画伯の作品の数々、わたしが写した写真ですがご覧ください。
しかし出来れば生で見て頂きたいですね。22日(日)までです。










 これ好きな絵ですが売約済みになっていました。



洸人さんの絵はどれも温かくて、しかも清々しいんですよね。
また小品はオシャレでもあります。
楽しませて頂きました。
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西宮砲台の昔話

2015-11-18 18:15:49 | 西宮のこと
オープン当初からのお客さん、松本さん90歳の話。
「喫茶・輪」をオープンしたのは昭和62年でしたのでもう28年になります。
だからこの松本さん、あの頃62歳だったということなんですね。

しかしお元気です。
元気の源は、お色気でしょうか。今もちょっとエッチなお話をなさいます。
その人が今日は、子どものころに当時の大人から聞いた話。
西宮の砲台は昔、南向けの窓から一本だけ本物の砲が出ていたと。そしてほかの窓全部からは丸太やったと。沖の船から双眼鏡で見たら、丸分かりやったと。
丸太でカムフラージュしたという話はわたしも聞いたことがありますが、一本は本物だったというのは初めて聞きました。
これも一つの伝承でしょう。
しかし、念のためつけ加えておきますが、西宮砲台はそんなにバカにしたものではなかったということです。
勝海舟がちゃんと計画して作ったものだったのです。決してまがい物ではありませんでした。
その証拠に、20年前のあの大震災でも石組みが壊れなかったのです。これはスゴイことです。
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「六甲」11月号

2015-11-18 16:33:07 | 文学
毎月お贈り頂いている短歌誌「六甲」です。

戦前からの伝統をつなぐ短歌誌です。第81巻とありますから、81年目ということでしょうか?
若き足立巻一先生もこの誌に、のちの『やちまた』につながるものを連載されていたことがあったのでした。

お贈り下さった田岡弘子さんの作品が好きです。
←二段クリックで。
いずれも軽やかな作品。
しかしこのような作品は長年の修錬があればこそではないでしょうか。
次の一首。わたし特に好きです。
「一打よく飛んだボールを二打三打そこのホールになかなか入らぬ」
このとぼけた味はどうでしょうか!
凄腕の絵師がへたうまに描いた絵のような趣がありはしないでしょうか。
端正な佇まいの歌が並ぶ中でこのような作品に出会うとホッとしますね。

この誌には、坂野訓子さんが「『兵庫讃歌』が生まれるまで」を連載しておられて、これは地味ですが貴重な記録。
そして、詩人、鈴木漠さんが「連句茶話」を連載。
ここに載せておられるのが初出で、のちに「おたくさ」などに転載されています。聞くところによると、この連載、近々終るとのことですが…。
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33年前の棋譜

2015-11-17 17:15:00 | 将棋
古いものを触っていたら、将棋の棋譜ノートが出てきました。
有吉道夫九段の署名があります。
ページを一つ繰ると、息子の字で棋譜が記されていました。

長男hitoshiとわたしとの対局です。
昭和57年8月27日。ということは33年前ですね。
署名をして下さっている有吉さんはまだバリバリのA級棋士でした。
この署名のことでは思い出すエピソードもありますが今回は省略。
さて棋譜です。
わたしが飛車角桂香を落としての六枚落ちです。
結果はわたしの負けになっていますが、もしかしたらわざと負けてやったのではないかと思い、棋譜を盤上に並べてみました。
すると、しっかりとした将棋で息子が勝っていました。
この時、9歳。けっこう真面目に将棋に取り組んでいたのでしょう。
ところがその後、音楽(ブルーグラス)の方に興味が向かい、将棋からは離れて行ったのでした。
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ロトシックス

2015-11-17 11:33:44 | 喫茶・輪
宝くじにロトシックスというのがあるんですねえ。
お客さんのS水さんだが、もう長く同じ番号で買い続けておられる。
「もし当たったら、マスターが本出すのんに出資します」と言って下さっている。
ところがたまに買いそびれることがあって、そんな時は「ドキドキする」と。
もしその時にその番号が当たってたら、どれほどがっかりするだろうかと。
だから買えなかった時の当たり番号は見ないでおこうとも思うのだが、やっぱり見てしまうと。そして当たってなかったら、ホッとすると。
その心境、よく解りますねえ。
だから番号を決めて買うのはやめておいた方がいいと思うのですがねえ。しかしもう長くその番号で買ってはるから、今更やめられない。やめたらそれが当たりそうな気がして。
ということは一生、続けるしかないですね。
それとも当たるまで。
どうか当たって下さい。わたしもありがたい。
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「リヴィエール」143号

2015-11-16 14:49:50 | 
永井ますみさんから「リヴィエール」143号をお贈り頂いた。

ここには個性的な同人が多いようにわたしは感じております。
永井さんの作品「妹に恋ふれや」です。
←二段階クリックで。
例によって古典が下敷きになってます。
わたしには古典の素養がありませんので評論できません。ただ、レベルの高い作品だということだけはわかります。

これは、主宰者の横田英子さんの「病室は殺風景ではなかった」。

いつもわたしなど浅学の者にも楽しめる作品を載せておられて親しめます。
しかし、ご病気で手術入院されてたんですね。
どうかお大事になさって下さい。
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「別嬢」98号

2015-11-16 10:13:31 | 
詩誌「別嬢」98号をお贈り頂いていた。

みなさん誠実な書きぶりで好感が持てます。
正に庶民の思いが詰まった詩誌です。
わたしが好きな西川保市さんの作品を紹介しましょう。
←二段階クリックでどうぞ。
味わいがありますねえ。
最後にちょこっと程よいユーモアが。

お贈り下さった高橋夏男さんは「同人の高齢化で不安はありますが、差しあたっては100号を目指します。」とおっしゃってます。そんなことを言わずにもっともっと続けて欲しい詩誌です。
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出石焼

2015-11-16 09:45:37 | 出石
一昨日、宮崎翁から戴いたもの。
出石焼の皿です。

「吉村」というそば屋さんのご主人から翁がもらわれたもの。
明治以前のものだろうとのこと。
翁、お気に入りの皿だったのです。今の出石焼のように真っ白ではなく少し灰色がかってます。字もいいですねえ。
翁がお若いころだから随分昔の話。
まだそのころは、出石が今のように観光化されておらず、出石そばもそれほど有名ではなかったと。
だからそば屋さんも数は少なかったと。中でこの「吉村」と「南枝」は伝統があるようで。「南枝」の名前のいわれもお話し下さった。
因みに「吉村」の店名は今、「よしむら」と平仮名になっている。そして、幕末の志士、桂小五郎潜居あとの隣です。
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