喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『触媒のうた』と『コーヒーカップの耳』

2020-06-14 08:38:39 | 触媒のうた
3年前の5月にはこの本『触媒のうた』を出していただいたのでした。
いつも手元に置いて利用しています。

今回の『完本コーヒーカップの耳』とは大いに趣きが違います。
しかしどちらも間違いなくわたしが書いたもの。
但し、どちらもわたしだけの力で出来たものではありません。
『触媒のうた』は宮崎修二朗翁のお蔭。
『完本コーヒーカップの耳』は「輪」のお客様のお蔭。
そして、どちらも生まれるまでに相当の時間がかかってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町の喫茶店

2020-06-13 17:26:35 | 喫茶・輪

町の喫茶店というのは一つの文化だったと思う。
特にカウンター周りには、その店なりの空気が漂い、その空気感に合う人が常連さんとなる。
ということは、カウンターを挟んで中にいるマスター、ママの人間性に大きく左右されるものだろう。
マスターがゴルフ好きなら、そんな人たちが集まる。
競馬が好きなら競馬の話で盛り上がる。
そういう特色が出来てしまう。
ところが「輪」は違う。
集まってきていた常連さんには多種多様な人がいた。
競艇好き、ゴルフ好き、魚釣り好き、野球好き、相撲好き、料理好き、政治の話好き、ボクシング好き、その他いろいろ。
さらに仕事の業種もいろいろ。
そういう雑多な人が、それぞれその時によって相手の話題や立場に合わせて時間を過す。
初めは誰かに連れてこられて常連になって行くのだが、そのうち一人でもやってくるようになり、
カウンターを挟んで、また別の空気が流れることになる。
そこはもう、マスターにとって魅力的な世界だ。
自らは気づかないが一枚皮を脱いでいるのだ。
夜の店、スナックなどでも同じような光景はあるかもしれない。
しかし趣きは全く違う。
「輪」はスナックではないのでお酒は出さない。
お酒の席でこそ本音が出るとの考えもある。
たしかにそういう一面はあるだろう。
しかしわたしは、酒の入らないコーヒーだけの場所でこそ出てくるものがあると思っている。
本人は本音を吐いたつもりはないかもしれない。
しかし、見えてしまう。
それが喫茶店のカウンターという不思議な空間である。
そのことの詳細はここでは書かないことにしよう。
『完本コーヒーカップの耳』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あとがきの二行

2020-06-12 23:02:00 | 完本 コーヒーカップの耳
今日届いた読後感に「あとがきの最後の二行に泣かされました」と。
この言葉、何度聞いただろうか。
不思議。
決まって女性だが。
『完本コーヒーカップの耳』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイン入り

2020-06-12 12:07:24 | 完本 コーヒーカップの耳
今朝、地域の女性がお二人でご来店くださいました。
そのうちのお一人は毎年の「宮っ子バスツアー」に参加して下さってた人で、わたしの「歴史文学」おしゃべりのフアン。
「あれがなくなって淋しい」と言って下さる、うれしい人です。
そして、「新聞に大きく出てましたね」と言って、『完本コーヒーカップの耳』をお二人ともお買い上げ下さいました。
少しは在庫してますので対応できました。
近くのマルナカの本屋さんでも買えるのですがね。
そして、「サインを」と乞われ、「下手な字で反って値打ちを下げますよ」と申し上げたのですが、
「いい」とおっしゃるので。

やはり世の中が動き出すのはいいことですね。
けど、油断大敵を胸に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「兵庫の古本屋」

2020-06-12 07:41:00 | 本・雑誌
「兵庫の古本屋」~ぶらり古本屋散歩~というパンフレットをTさんからお借りしている。
いい紹介文が書かれています。

←二段階クリック。

これは尼崎市・西宮市編。

←二段階クリック。

「蝸牛」さんは以前というより、開店当初からよく行っていましたが、最近ご無沙汰してます。最もわたしの所から近い古本屋さんですが。
この「蝸牛」さんから随分昔に紹介してもらったのが、武庫川の「街の草」さん。
最近はもっぱらこちらを利用させて頂いています。

おすすめの一冊 『完本コーヒーカップの耳』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『東京の小さな喫茶店』

2020-06-11 17:03:30 | 本・雑誌
うちの店「喫茶・輪」はオープン当初よりキーコーヒーさんのお世話になっている。
以前、町の喫茶店が忙しかったころ、キーコーヒーさんから喫茶店向けの販促の冊子が出ていた。
毎月だったか季節誌だったか覚えてないが、そこに作家の常磐新平さんが喫茶店に関わるエッセイを連載しておられた。
その縁で、詩集『コーヒーカップの耳』を氏にお贈りしたことがある。
その返事がこれ。
←クリック。

で、これから読もうと思っている本がこれ。

常磐さんの『東京の小さな喫茶店』。
そのもくじが魅力的。
←クリック。
読む前からワクワクします。

残念ながら常磐さんはすでにお亡くなりになっている。
もしご健在なら『完本コーヒーカップの耳』をお贈りするのだが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの詩は

2020-06-10 15:28:34 | 
店のお客さん、Tさんからお借りした詩集『足さん』。

幼い子ども三人の詩集です。
これは面白そう、と読ませていただきました。
ところがちょっと期待外れ。
整いすぎているのです。
でも絵はいいですねえ。 
絵は大人の手が入っていませんから。

わたし、昔、二人の子どもの口頭詩集を私家版で作りました。
兄の『ライオンの顔』と妹の『きよのパーティ』です。
わずか20部ほどのもの。親しい人のみに配って、残部はありません。
なぜか西宮図書館には収蔵されていますが。
それは子どもがしゃべって、わたしの心に響いた言葉そのままを記したものです。
野性味があって、自慢じゃないですがこれがいいんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

牛山さんが

2020-06-09 21:13:08 | 喫茶・輪


「喫茶・輪」は先日からそろ~っと開けてるんですけど、
徐々に知られてきて、今日は常連さんが何人か見えました。
その中の牛山さんも、再開してから初めて。
ところが、休みの間に体調を崩して五日間入院していたのだと。
ちょっとしんどい病気で、「今度こそはタバコをやめた」と。
顔は白いし、腰回りも少々瘠せて、元気がなかった。
『完本コーヒーカップの耳』にも度々登場しているのだが、その中に「面会謝絶」というのがある。
で、「また帰られた?」と訊くと、今回は大丈夫だったらしい。
本を読んで下さった人にはわかる話。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日新聞に

2020-06-09 17:55:23 | 完本 コーヒーカップの耳
今日6月9日の朝日新聞夕刊に『完本コーヒーカップの耳』がチラっと顔を見せてます。
「朝日新聞の窓」という欄の「本の窓」というコラム。「おすすめの一冊」として。

朝日新聞さん、ありがとうございます。
これは近畿中国四国全域版ということです。
←クリック。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲子園球場の土をキーホルダーにして

2020-06-08 18:30:35 | スポーツ
これ、いいことですねえ。
甲子園球場の土を全国の高校球児(3年生)にと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おせいさんの記事

2020-06-08 17:56:03 | 田辺聖子さん
チャイムが鳴って出てみると、Nさん。
拙著『完本コーヒーカップの耳』をエビスタの本屋さんでお買い上げ下さった人です。
なにかな?と思ったら、新聞の切り抜きを届けてくださったのだ。
田辺聖子さんの話題が載っている昨日のY新聞。
『完本コーヒーカップの耳』の帯文におせいさんの推薦の言葉が載っているもので。
ありがたいことです。

うちのK新聞にも昨日おせいさんの記事が載っていました。
この6月6日がおせいさんの丸1年の命日。
今、伊丹の図書館ことば蔵では「おせいさんの思い出展」が開かれているとの記事。
お亡くなりになった昨年は追悼の企画展があって、わたしは出かけました。
21日までありますので、行けたらとは思うのですが…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三つ葉のクローバー

2020-06-06 22:15:48 | 日記
郵便3通、ポストに入れに行ったついでに、近くの公園へ。



四葉のクローバーを探そうと。
と言うのも、去年か一昨年、孫のsatoと一緒に探したら、結構見つかったところなのです。
一人で一生懸命探しましたが、今年は見つかりませんでした。
仕方なく、三つ葉のクローバーを摘んで帰りました。


プレゼントしたら喜ばれる本。『完本コーヒーカップの耳』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『喫茶店の時代』読了

2020-06-05 13:27:42 | 本・雑誌
今日も店は開けましたが、お客さんはなく読書三昧。
午前中に『喫茶店の時代』を読み終えました。


後半の「喫茶店の時代」の章以降が良かったです。
というのも、私の知る人の名前がいっぱい登場しますので。
拙著『触媒のうた』に登場する人も、小野十三郎ほか沢山。
しかし著者の林哲夫さんは、どれだけ本を読んでおられるのでしょうか!
参考文献の数に圧倒されます。
よくもこれだけ文献を渉猟されるもんだと驚きのほかありません。
まるで喫茶店曼荼羅。
巻末の人名索引、店名索引も凄いです。
残念ながら「喫茶・輪」は登場しませんけど。

お友達への贈り物にピッタリの本。 『完本コーヒーカップの耳』

文学好きの人への贈り物にピッタリの本。『触媒のうた』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

59年前の今日

2020-06-05 10:34:22 | 懐かしい話
59年前の今日も暑い日だった。
父親の葬儀の日。
当時は会館などではなく、大抵は自宅で行われた。
わたしは坊主頭の17歳。
その姿が写っている。
開式前である。まだ正装していない。


隣の用海小学校のプール工事中だった。
工事のおじさんが覗いて見ている。


女性の会葬者はみなさん日傘をさしておられる。
お顔が写っている人はみな、わたし名前言えます。みなさんお亡くなりになっていますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「立川文庫」のこと

2020-06-05 10:01:15 | 足立巻一先生
今朝の神戸新聞、広域版に「立川文庫」のことが大きく出ている。


神戸新聞さん、記事拝借お許しを。
立川熊次郎が姫路市勝原区出身だったとは。
今年になってから何度か乗ったJR神戸線、はりま勝原~網干間にあるのだと。
そこにゆかりのものが残っているとのこと。

しかし、この記事、「姫路立川文庫研究会」の三木基弘さんの話を元に書かれているが、ここに足立巻一先生の名前が出てこないのはちょっと不審。
わたしの知るところでは、立川文庫の研究者の第一人者が足立先生のはず。
もちろん、三木氏はそんなことは先刻ご承知だろが。

立川文庫の書き手だった池田蘭子に「立川文庫」の歴史を書かせたのも足立巻一先生だった。
そのお手伝いをしたのが我が宮崎修二朗翁。
そのこと拙著『触媒のうた』に詳しく書いています。
因みに池田蘭子は晩年を西宮の我が家から遠くない所に暮らし、その家は今もある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする