地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。061 「半年前の今朝は」

2005年04月24日 06時47分32秒 | Weblog
今から思うとあっという間の半年であった。半年前の今日。 10/24の朝は不安の中での朝であった。 家族には外套を着させて一階玄関脇の部屋で一夜を明かさせ、私は鍵の かかっていない玄関での一夜であった。夜間も時折小さな揺れがあり、 明け方近くにウトウトとしたこともあったが、ほとんど寝ていない状態。 それから続く不安な日々の最初の朝であった。 そんなことを思い出した今朝であるが、天気がすこぶる良い . . . 本文を読む

春が来た 13

2005年04月24日 06時33分06秒 | 新潟県中越地震
 さらに柿川の川端まで接近した。土砂が崩れ落ちてきた状況を見て取れる。さほど傾斜はなさそうに見えたが、ここまで接近すると案外傾斜があるものだと思える。  左右の土砂のない付近から考えると、崩れ出てきた土砂の厚みは相当ありそうだ。昨年の水害が脳裏をよぎる。再び大雨を経験するとさらなる土砂の流出が懸念される。崩落した箇所上部からの作業が必要になるはずだ。四月~五月は大雨の心配は少ないが、六月さらに梅 . . . 本文を読む

春が来た 12

2005年04月24日 06時23分39秒 | 新潟県中越地震
 先の現場。滑り落ちた土砂の末端部分にまで近づいてみた。さほど急傾斜と言えないが、揺れによる斜面崩壊現場である。その後の降雨のせいであろう、水による土砂崩れ現場のようにも見えてしまう。  崩れ出た土砂は末端で舌状に広がり、また厚みも増している。ちょうどそこに柿川が流れていた格好である。柿川はそんなに大きな河川ではないので、川は簡単に堰き止められた。  土砂と共に崩れ落ちてきた樹木が混じっている . . . 本文を読む

春が来た 11

2005年04月24日 06時16分18秒 | 新潟県中越地震
 長岡市街を流れる信濃川の一支流の柿川。我が町内から上流に向かうとやがて東山丘陵に達する。そこは柿町。柿小学校脇をこえてしばらく行くと、震災時河川脇の斜面が崩れた現場が現れる。  斜面の崩落はこの辺で二カ所確認できるが、上流側の斜面崩落は一時川を堰き止めた。あふれた水は流域の水田に流れ出た。さすがに谷すべてをふさぐことはなかったので(谷幅が広いので)、ダムの出現とまで行かなかった。さらに上流側で . . . 本文を読む