【写真でつづる花と新緑・震災被災地の今】
竹之高地町の最奥部へと進んできた。集落に伴う花の風景もそろそろ行き止まり付近。特筆するような風景はないが、過疎地の山間部にあって、人の手によって守られてきた花々を見ることができるのは一時の癒やしを与えてくれる。
滑り落ち、地の出ている斜面にはまだ融けきらぬ残雪が見られるが、それらの風景の混在が春の竹之高地町となっている。今回もゆっくりとご覧いただき . . . 本文を読む
石名を過ぎてから小田を経、大倉、矢柄とたどると次の集落は関である。ただ、矢柄と関の間には岬がある。海に突き出した岬の付け根には禿の高トンネルがあるのだが、今回はそこへ至るまでを紹介する。
一帯の断崖をなす黒褐色の岩が見えたら、それらは玄武岩と資料は紹介している。玄武岩は流動性に富む溶岩の一種類である。佐渡沿岸部には火成岩があちこちで見られるが、長年の浸食と風化作用で、ダイナミックで特徴的な風 . . . 本文を読む