7月19日撮影分から紹介している。撮影地は柏崎市内とだけ記しておく。
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中越沖地震の目立った被害はおびただしい数の倒壊家屋に特徴づけられると思う。特に震源地に近づくにつれ、その比率が増していく。確かに新しい家屋が倒壊しているわけではないが、家屋の密集する市街地にあって、まだまだ最新の耐震基準を満たしていない家屋は多かろう。
いくら備えあればとか、補助金が出る施策があるからといっても、多額の自己負担を伴うことである。耐震補強。個人レベルでは遅々として進まぬ現状があろう。中越沖地震クラスの揺れが、もしあなたの町を襲ったらどうなるであろうかと想像してみられると良いであろう。けっして柏崎が特別なケースであるとは言えないと思うのだが..。
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ライフラインも含め現地は少しずつ復旧が進み、落ち着きを取り戻しはじめてきたが、各個人においての復旧と復興はこれからである。三年前の中越地震からの生活再建すらままならぬ地域・家庭があるくらいである。生活再建のめど。今段階なんら手を打てないような被災者は数多いのだ。
ここに、管理人の願いがある。まずは大きな震災があると何が起こるのかを自分の身近に置き換えて考える機会としてほしい。次に、被災地が再建のために相当のエネルギーを必要とするわけだが、今回で言うなら柏崎市を中心とする地域が、それへの苦しみを今体験していると言うことの認知である。被災地にとって世間から忘れられるということが最も辛い。支援の形は色々あろうと思う。まずは現状を知っていただく。可能となったらその地へと足を運んでいただくなどである。当方の例で言うなら、中越地震で被災した半蔵金。地理同好の仲間を幾たびか連れ歩き、皆で缶飲料や菓子類を地元商店で購入。もちろんそれに参加してくれた仲間は皆快く買い物をしてくれた。そんなささやかな行為が、小さくとも支援と思えるからである。
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資料作成:**********
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写真撮影:2007.07.19
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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中越地震では山間の過疎地帯の大きな被害が出ましたが、年金以外の収入が無い(それも国民年金、農業共済なので満額でも約7万円)高齢者では住宅の再建はとても難しいことです。
「自分達が死ねばあとは誰も住まねがだすけ、家なんか建てらんねこてや」
栃尾にも復興住宅が出来、母はそこに住んでいますが、「ここは雪の心配も無いし、水や、屋根の心配も無い。らくらくしてるいや」と言います。
しかし、「どこどこの父ちゃんは、一人で電気も何も無い半蔵金の家に行っているがだってや」
「おいら父ちゃんだって、もし生きていたらこんな所にはとってもいたたまれなかったと思う」
父はチョット早く他界したが、この惨状を見なくて済んで、幸せだったかなあとも思うのです。
過疎化が進む地域の復興(元通りにもどす)ということは不可能でしょう。その上で、出来るだけ元に近い生活ができるようにしなければならないと思いますが、いったいどういう方法があるのでしょうか。
残暑お見舞い申し上げます。
貴重な情報ありがとうございます。
日本に住んでいる以上、大地震は他人事ではありません。
関東では「明日にでも大地震が来る」と言われ始めてから何年か経ち
地震が起こるたびに身構えてしまいます。
気休め程度ではありますが通勤鞄の中には
LEDランプ、少量の食べ物、無線機など常備して...。
(方丈記ではありませんが) できるだけ密集地には行かないように...。
でもどうしても行かなきゃいけない時もありますが。
地震が起きたらどうするか?。
貴サイトを見てあらためて考え直す今日この頃です。
旅の想い出の閲覧に感謝致します。
佐渡地理さんの、今日の訴えに胸が痛みます。
年金生活の私にとっても、もしこの様な被害が起きたら・・・
自分だけでは、どうにもならない事態が起きたら・・・
まず考えて見ると、雨風が防げる住宅と、命をつなぐ食を一日でも早く望むでしょう。
老人について言えば、医療付き公共の老人ホームの数を沢山作って欲しいと願います。
北海道には瓦の屋根はほとんど
ありません。トタンの屋根や最近は
アルミ製の屋根という高級な屋根も
出来はじめています
瓦は重量があるので地震の被害も
大きくなるのでしょうか
復旧するには相当時間を要するようですね
行政の復興と被災者の復興は違うんです。
被災者の復興(生活再建)は、何年かかることやら見当も付きません。
重いですね・・・。
国の施策や、今回の東京電力への配慮をいかがい
たしましょう。つぶれていこうかとしている、かの
半蔵金の家屋を、毎月見ているのが忍びない思いです。
国は国民にたいし、配慮すべき方向性を改めるべき
だと、今回の震災ではっきり認識しています。
国や地域の税収につながるからと、大企業寄り。
これは改めていただきたい。むしろ逆の施策が、
もっとも先進的なのではと考えます。
今回の震災からも教訓大いにいただいています。
どうなるのか。それを個人レベルで考えますと、
想定ができません。事が起こった際に願いたいのは、
自分は特別なんだという思いを皆さんには捨ててい
ただきたいということです。
老人や病人。それと子供。純粋に体力の強弱を前提
に理性ある行動を願いたい。そんな思いです。
願わくば次に女性に配慮ですが、いずれにせよOnda
さんのような人たちが大勢いなければなりません。
人として、もっとも人間性が試される場面の一つ。
...と私は思っています。
コメントがすべてを語っています。
地方の中山間地での現状。すべて
とは言い切れぬものがありますが、
現実の一部を語っています。
実際は現場を見ればわかります。
先祖伝来。夫と守り。
子を育てた田と家が
朽ち果てていく。
見ていて我慢ならない
衝動を感じると訴えられている
気がするのです。
半蔵金に行きますと、
腰を曲げたばあちゃんを時折見
ます。坂道を上っていく姿。
大変なんだろうと思いつつ、
ほっとするのです。
本当にそうだと思います。
トタンやステンレス。
わが家は比較的新しい耐
喜基準で建っています。
まずはそことに感謝。
ただ、先の震災以共有でき
ぬ何かを感じもします。
これが良いのだと決して思
えない心苦しい気持ちです。